特許
J-GLOBAL ID:200903013164789837

水性ポリオレフィン組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-280127
公開番号(公開出願番号):特開平7-109359
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【構成】 ポリオレフィン及び/又は変性ポリオレフィンを水性化するにあたり、絶対圧 1.1kg/cm2 〜 101kg/cm2 の範囲の加圧下で原料樹脂を溶融させ界面活性剤及び/又はアルコール類、塩基性物質を混合した後、同加圧下に攪拌しながら水を徐々に滴下して相転移を起こさせることによって、樹脂成分、液状の水、他の成分を 100°C以上 300°C以下の範囲で共存させながら水性化することを特徴とする水性ポリオレフィン組成物及びその製造方法。【効果】 本発明の水性ポリオレフィン組成物の製造法を用いることによって、その水性化工程での反応液粘度の上昇を低減して攪拌効率を上げ、従来法よりも収率を向上させ、水性樹脂の平均粒径を減少させることができる。また、水性化物の粒径を下げることにより二次凝集が起こりにくくなり、ブツの発生を抑制し、経時安定性を向上させる効果があった。従って、本発明の製造法を用いて調製された水性ポリオレフィン組成物を塗装の際のプライマーや水性インキのバインダーとして用いた場合、塗膜の表面性を向上させることもできる。
請求項(抜粋):
ポリオレフィン及び/又は変性ポリオレフィンを水性化するにあたり、絶対圧 1.1kg/cm2 〜 101kg/cm2 の範囲の加圧下で原料樹脂を溶融させ界面活性剤及び/又はアルコール類と塩基性物質を混合した後、同加圧下に攪拌しながら水を徐々に滴下して相転移を起こさせることによって、樹脂成分、液状の水、他の成分を 100°C以上 300°C以下の範囲で共存させながら水性化することを特徴とする水性ポリオレフィン組成物の製造方法。
IPC (6件):
C08J 3/03 CES ,  C08J 3/075 CES ,  C08L 23/00 LCU ,  C08L 23/00 LDB ,  C08L 23/00 ,  C08L 71:02

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