特許
J-GLOBAL ID:200903013173235585
音声再生装置と音声再生方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109459
公開番号(公開出願番号):特開平5-303400
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 音響信号を記録時より高速に再生する際に、記録時と同一の音程を保ちつつデータ廃棄率及び遅延量を少なくする音声再生装置および音声再生方法を提供する。【構成】 信号再生手段201、AD変換器202、ディジタルメモリ203、クロックレート設定手段205を動作させることにより、記録時より高速のサンプリング周期 Tn/Rtでサンプリングされた音響信号がディジタルメモリ203に記憶されている。時間領域伸縮処理手段10はディジタルメモリ203の出力信号を圧縮比設定手段12によって与えられる圧縮比Scによって時間領域圧縮する。比較手段13は、相対速度Rtと速度の閾値Rsとを比較し、RtがRsより大きいときには圧縮比を1/Rsに設定してメモリ制御手段11の動作と圧縮比設定手段12の設定値を制御する。
請求項(抜粋):
記録媒体に記録された音響信号を所定の閾値Rs以上である記録時との相対速度Rt(Rt>Rs≧1)で高速に読みだす信号再生手段と、読みだした音響信号をディジタル信号に変換するAD変換器と、前記AD変換器のサンプリング周期をTn/Rtに設定するクロックレート設定手段と、前記AD変換器の出力をメモリ制御手段の制御により記憶するディジタルメモリと、前記ディジタルメモリから読み出したディジタル信号を圧縮比設定手段で与えられる圧縮比で時間領域伸縮を行う時間領域伸縮処理手段と、前記時間領域伸縮処理手段の出力をサンプリング周期Tnでアナログ信号に変換するDA変換器と、前記相対速度Rtの値と閾値Rsとを比較して圧縮比の値を求める比較器と、前記比較器の出力に基づいて前記ディジタルメモリへデータの書き込みおよび読み出しの制御を行う前記メモリ制御手段と、前記比較器の出力に基づいて前記時間領域伸縮処理手段の圧縮比を設定する前記圧縮比設定手段とを有し、高速再生した音響信号を記録時の音程でかつ、記録時のRs倍の速度で再生する制御を行うことを特徴とする音声再生装置。
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