特許
J-GLOBAL ID:200903013176615672

流体継手の締結力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-230588
公開番号(公開出願番号):特開平5-071638
出願日: 1991年09月10日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】減速運転時にロックアップクラッチによりトルクコンバータの入出力軸間の締結力制御を適切に行う。【構成】ロックアップクラッチを完全解放したコンバータ状態にて減速スリップ領域に入った場合、当初の設定時間T1の間はロックアップクラッチの締結力をデューティソレノイドのデューティ率D0 %(47%)に相当する強い締結力にフィードフォワード制御する。その後は、大値のフィードバック制御量(ゲイン)を使用し、該ゲインKと締結力の現在値と目標値との偏差との積に応じたフィードバック補正量で締結力をフィードバック制御する。その後、デューティ率がDs%に相当する締結力に至ると、ゲインKを小値に切換えて、締結力のフィードバック制御を行う。これにより、減速時の早期の燃料復帰及びエンストを防止できると共に、締結力の目標値への収束精度が向上する。
請求項(抜粋):
流体継手の入力軸の回転数及び出力軸の回転数を検出する回転数検出手段と、該回転数検出手段により検出された回転数に基いて上記流体継手のスリップ状態を検出するスリップ状態検出手段と、上記流体継手の入力軸と出力軸との締結力を調整する締結力調整手段と、上記スリップ状態検出手段により検出されたスリップ状態が目標スリップ状態になるように上記締結力調整手段をフィードバック制御するフィードバック制御手段とを備えるとともに、上記フィードバック制御手段のフィードバック制御量を、上記締結力調整手段により調整された締結力が設定値を越えるときには、該締結力が上記設定値以下のときよりも大きな値に切換えるフィードバック制御量切換手段を備えたことを特徴とする流体継手の締結力制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/14 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68

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