特許
J-GLOBAL ID:200903013181137800

強度と靱性に優れた鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-356083
公開番号(公開出願番号):特開2000-178645
出願日: 1998年12月15日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】変態前の旧γ粒が粗大であっても引張強さ(TS)が450MPa以上で良好な靱性を有し、しかも強度のバラツキの小さい鋼材を直接焼入れ法により製造する方法を提供する。【解決手段】重量%で、C:0.02〜0.15%未満、Si:1%以下、Mn:0.3〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.004%未満、sol.Al:0.001〜0.1%、Ti:0.02%以下、N:0.009%以下を含む鋼を、1100°C以上の温度に加熱し、熱間加工した後、900〜1100°Cの温度域に1〜30分間保持した後、550°C以下まで3°C/sec以上の冷却速度で冷却し、必要に応じてAc1点以下の温度で焼き戻し、金属組織がマルテンサイトおよびベイナイトの一方または双方を含む組織、またはこれらの焼き戻し組織であ鋼材を製造する方法。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.02〜0.15%未満、Si:1%以下、Mn:0.3〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.004%未満、sol.Al:0.001〜0.1%、Ti:0.02%以下、N:0.009%以下を含む鋼を、1100°C以上の温度に加熱し、熱間加工した後、900〜1100°Cの温度域で1〜30分間保持した後、550°C以下まで3°C/sec以上の冷却速度で冷却し、必要に応じてAc1点以下の温度で焼戻しすることによって、金属組織がマルテンサイトおよびベイナイトの一方または双方を含む組織、またはこれらの焼き戻し組織であり、旧オーステナイト粒のアスペクト比の平均値が1.5以下、旧オーステナイト粒の短径の平均値が60〜700μmで、かつTi、N、Sの含有量および旧オーステナイト粒の平均短径dγが下記式(1)または(2)を満足する鋼材を製造することを特徴とする、強度と靱性に優れた鋼材の製造方法。【数1】【数2】
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (3件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14
Fターム (13件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA21 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CF03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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