特許
J-GLOBAL ID:200903013184075563

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-253255
公開番号(公開出願番号):特開平10-095310
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】ウエビングの引き出しを阻止するときにエネルギーを吸収するにあたって、安定した低荷重でかつエネルギー吸収量も大きくでき、装置も小型化できるウエビング巻取装置を得る。【解決手段】ウエビング巻取装置10では、スプール18と相対回転可能なシャフト26の周囲には、コイル34が巻装されると共にスライダ38が配置されている。スライダ38は、スプール18がシャフト26と相対回転する場合に、スプール18と共にシャフト26の周囲を公転しながら送り螺子部32に沿って軸線方向に移動する。スライダ38の屈曲孔44にはコイル34が挿通している。シャフト26のウエビング引出方向回転が阻止されると、スライダ38がコイル34を変形させながら軸線方向に移動し、このコイル34の変形荷重が、ウエビングの引き出しに要する荷重として作用し、エネルギーが吸収される。
請求項(抜粋):
ウエビングが巻き取り引き出しされる筒状のスプールと、前記スプール内に同軸状に設けられ、スプールと相対回転可能で、かつ車両急減速時にはウエビング引出方向の回転が阻止されるシャフトと、前記シャフトの外周にコイル状に巻装され、一端部が前記シャフトに係止されると共に他端部が自由端とされるコイル部材と、前記スプールの内周とシャフトの外周との間に位置し、前記スプールのシャフトに対する相対回転に伴い前記スプールと共に軸線周りに一体回転しかつ軸線方向に沿って相対移動可能とされ、前記コイル部材の中間部が摺接可能に挿通する屈曲孔が形成され、通常時は、前記コイル部材を介して前記シャフトと一体に回転し、シャフトのウエビング引出方向の回転阻止時には、前記スプールに掛かるウエビング引張力によって、前記屈曲孔に挿通するコイル部材を変形させながら前記シャフトの軸線方向に沿って移動するスライダと、を備えたウエビング巻取装置。
IPC (2件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/34
FI (2件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/34
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭48-086218

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