特許
J-GLOBAL ID:200903013200930592

収縮式ステアリングコラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205617
公開番号(公開出願番号):特開平9-048353
出願日: 1995年08月11日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【目的】 通常時、インナーコラム13の端部とアウターコラム14の端部との結合部の嵌合強度を確保し、この結合部ががたつく事を防止する。又、一次衝突によりステアリングコラム3aの全長が少し縮んだ後は、このステアリングコラム3aを縮める為に要する荷重を低減する。【構成】 アウターコラム14の端部に第一嵌合部15と第二嵌合部16とを形成し、これら両嵌合部15、16にインナーコラム13の端部を内嵌する。インナーコラム13の端部にスリーブ21を外嵌し、このスリーブ21の端縁に形成した係止部22を上記インナーコラム13の端縁に係止する。スリーブ21が第一、第二両嵌合部15、16から抜け出た後は、ステアリングコラム3aを縮める為に要する荷重が小さくなる。
請求項(抜粋):
筒状に形成されたインナーコラムと、弾性材により筒状に形成されたアウターコラムと、このアウターコラムの端部内周面の最大内接円の直径を残部の直径よりも小さくする事により構成された嵌合部とを備え、この嵌合部の内側に上記インナーコラムの端部を圧入して成る収縮式ステアリングコラムに於いて、上記インナーコラムの端部外周面と上記嵌合部の内周面との間に挟持されたスリーブを備え、このスリーブの端縁に形成された係止部が上記インナーコラムの端縁に係止されている事を特徴とする収縮式ステアリングコラム。

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