特許
J-GLOBAL ID:200903013209668645

消化タンクの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241007
公開番号(公開出願番号):特開平7-096298
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 スカム層の除去を操業中にできるようにする。【構成】 平常時には攪拌機2のドラフトチューブ6から消化汚泥を下向流で吐出させて攪拌し、スカム除去時には攪拌機のスクリューケーシング5から消化汚泥を上向流で吐出させる攪拌を行ってスカム層を破砕した後、下向流で吐出させる攪拌に戻すと共に、消化汚泥の液面レベルを平常の基準液面レベルよりも下げ、破砕されたスカムを消化汚泥中に吸い込ませて分散させる方法である。液面レベルを平常の基準液面の下限レベルよりも下げると、液面付近においても、スクリューケーシング5へ吸い込まれる消化汚泥の強い流れが発生し、このながれが渦になる。このため、液面上に浮上しているスカムは消化汚泥の渦に吸い込まれ、消化汚泥中に分散する。
請求項(抜粋):
垂設されたスクリューを囲んでスクリューケーシングが設けられると共に、このスクリューケーシングの下端にドラフトチューブが接続された攪拌機が備えられ、この攪拌機により、前記ドラフトチューブから消化汚泥を下向流で吐出させる攪拌又は前記スクリューケーシングから消化汚泥を上向流で吐出させる攪拌の何れもが可能な消化タンクの運転方法において、平常時には前記攪拌機のドラフトチューブから消化汚泥を下向流で吐出させて攪拌し、スカム除去時には前記攪拌機のスクリューケーシングから消化汚泥を上向流で吐出させる攪拌を行った後、下向流で吐出させる攪拌に戻し、この下向流で吐出させる攪拌中には消化汚泥の液面レベルを平常の基準液面レベルよりも下げ、スカム除去終了後、消化汚泥の液面レベルを平常の基準液面レベルに戻すことを特徴とする消化タンクの運転方法。
IPC (2件):
C02F 11/04 ,  C02F 3/28

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