特許
J-GLOBAL ID:200903013213750208

画像表示装置の補正データ生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-164914
公開番号(公開出願番号):特開平11-355798
出願日: 1998年06月12日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 画像の黒表示における色目とコントラストを両立した、階調性およびホワイトバランス調整を実現する。【解決手段】 色度測定データの記憶ステップ、輝度特性測定データの記憶ステップ、白表示目標色度の設定・記憶ステップ、白表示合成輝度比を算出するステップ、赤、緑、青それぞれの補正最大輝度を算出するステップ、黒表示目標色度を設定し記憶するステップ、黒表示合成輝度比を算出するステップ、黒表示合成輝度比と輝度特性測定データの最小輝度とから赤、緑、青それぞれの補正最小輝度を算出するステップ、補正後の輝度の階調性を表す階調関数と補正最大輝度と補正最小輝度とから目標輝度関数を生成するステップ、輝度特性測定データから輝度特性関数を生成するステップ、目標輝度関数と輝度特性関数とから補正データを算出するステップとで構成される。
請求項(抜粋):
赤、緑、青の3種類の光源の光量をそれぞれ独立に調整する光量調整手段と、前記光量調整手段によって調整された赤、緑、青の光を合成し表示画像を生成する色合成手段と、各映像信号R,G,Bのディジタルデータをアドレス信号として入力し、予め記憶された補正データの内、前記アドレス信号に対応する前記補正データを補正映像信号として前記光量調整手段に出力するアドレス長nビット,データ長mビットの補正データ記憶手段とを備え、前記光量調整手段によって調整された赤、緑、青の色度測定データと輝度特性測定データとから、前記色度測定データを記憶するステップと、前記輝度特性測定データを記憶するステップと、白表示におけるホワイトバランスの目標色度となる白表示目標色度を予め定め,記憶するステップと、黒表示におけるホワイトバランスの目標色度となる黒表示目標色度を予め定め,記憶するステップと、前記色度測定データと前記白表示目標色度とから白表示における赤青の白表示合成輝度比を算出するステップと、前記色度測定データと前記黒表示目標色度とから黒表示における赤青の黒表示合成輝度比を算出するステップと、赤青それぞれの前記白表示合成輝度比に対する前記輝度特性測定データの最大輝度の割合のうち、最小の割合となる色を算出し、算出された色の最大輝度をその色の白表示における補正最大輝度とし、他の2色の白表示における前記補正最大輝度は前記算出された色の最大輝度と前記合成輝度比とから算出するステップと、赤青それぞれの前記黒表示合成輝度比に対する前記輝度特性測定データの最小輝度の割合のうち、最大の割合となる色を算出し、算出された色の最小輝度をその色の黒表示における補正最小輝度とし、他の2色の黒表示における前記補正最小輝度は前記算出された色の最小輝度と前記合成輝度比とから算出するステップと、赤青それぞれの前記映像信号の値に対して補正後の輝度の階調性を表す階調関数と,赤青それぞれの前記補正最大輝度と前記補正最小輝度とから赤青それぞれの前記映像信号の値に対する赤青それぞれの補正後の目標輝度を表す目標輝度関数を生成するステップと、前記輝度特性測定データから前記補正映像信号と赤青それぞれの輝度との関係を表す輝度特性関数を生成するステップと、赤青それぞれに対して前記映像信号の値を1つ選択し、選択した前記映像信号の値に対応する前記目標輝度を前記目標輝度関数を用いて求め、求めた前記目標輝度に対する前記補正映像信号の値を前記輝度特性関数の逆関数を用いて算出し、選択した前記映像信号の値を前記補正データ記憶手段の前記アドレス信号とし、算出した前記補正映像信号の値を、前記アドレス信号に対応する前記補正データ記憶手段の前記補正データとし、これをすべての前記映像信号の値に対して行い、2n個の前記補正データを算出するステップと、を有することを特徴とする画像表示装置の補正データ生成方法。
IPC (8件):
H04N 9/73 ,  G09G 3/20 642 ,  G09G 3/20 ,  G09G 3/36 ,  G09G 5/10 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/46 ,  H04N 9/69
FI (8件):
H04N 9/73 B ,  G09G 3/20 642 L ,  G09G 3/20 642 B ,  G09G 3/36 ,  G09G 5/10 B ,  H04N 9/69 ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/46 Z

前のページに戻る