特許

J-GLOBAL ID：200903013254484768

動きベクトルによる識別方法及び装置

発明者： 村上 卓也 ,  太田 一雄 ,  菊地 進
出願人/特許権者： 大倉電気株式会社 ,  東京電力株式会社
代理人 (1件)： 市東 禮次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-306445
公開番号（公開出願番号）：特開平5-143737
出願日： 1991年11月22日
公開日（公表日）： 1993年06月11日
要約：

【要約】【目的】画像上の監視対象物をその動きによって識別し、立入禁止区域画像と識別された監視対象物画像との重なりの有無を検出して当該区域を監視する。【構成】連続して入力する画像中の現画像Itと前画像I(t-1)とをブロックごとに比較して動きベクトル画像を作成し、これを二値化する。二値画像に対して、収縮・拡散画像処理を施して雑音及び微小・狭隘部分を除き、残余の連結部分の形状特徴及び動き特徴を所与の監視対象物の対応特徴と比較して監視対象物を識別する。静止物の画像に動きベクトルが検出されればブレとみなし、ブレに対する補償を行う。また、動き特徴により監視対象物のその後の位置を予測する。監視対象物の現在の検出位置及び予測位置によって所定区域の監視を行う。

請求項（抜粋）：

連続的に生成する観察区域画像のフレームを一定画素数のブロックに分割し;現画像It中の各ブロック内画像を、前画像I(t-1)における当該ブロック内画像に対応する部分の現画像It内当該ブロック位置までの動きベクトルVに置換して動きベクトル画像Ivを出力し;前記動きベクトルVを二値化することにより動きベクトル画像Ivを二値画像Ibiに変換し;収縮画像処理及び拡散画像処理により微小連結成分を除去し;二値画像Ibi中の各連結成分の形状特徴及び当該連結成分の変換前動きベクトルの動き特徴を所定監視対象物の形状特徴及び動き特徴と比較することにより前記観察区域における監視対象物を識別してなる動きベクトルによる識別方法。

IPC (4件)：

G06F 15/70 410 ,  G06F 15/62 380 ,  G08B 13/196 ,  H04N 7/18