特許
J-GLOBAL ID:200903013262936287

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-154193
公開番号(公開出願番号):特開平11-003064
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 液晶表示装置において、フレームメモリなどの高価な回路を用いることなくマルチアスペクト表示を可能にすることを目的とする。【解決手段】 画像信号種類判別回路14により、ノーマリブラック型の液晶パネル11の表示能力(走査線n本)よりもその有効表示本数mが小さい画像信号が入力されたことを判別すると、まず自走黒表示回路15により一旦全画面を黒表示状態とし、次に高速走査制御回路16により、画像信号のブランキング期間において、(n-m)本の無効表示領域を走査させるときに、アクティブマトリックス素子のオフレベル、つまり液晶パネル11に電圧を印加させずに高速に走査動作を行わせることにより、ブランキング期間が小さい画像信号でも正常に1画面分の走査を終了させることができ、時間軸変換処理を行うことなくマルチアスペクトに対応させることができる液晶表示装置を提供できる。
請求項(抜粋):
走査線n本の表示能力を有し、各画素毎にスイッチング素子が構成され、このスイッチング素子に電圧を印加しない状態ではその表示状態が黒色となるノーマリブラック型のアクティブマトリックスの液晶パネルと、前記液晶パネルに前記スイッチング素子を介して画素に画像信号を印加する信号線駆動回路と、前記液晶パネルのスイッチング素子のオン/オフ状態を制御することにより垂直走査を行う走査線駆動回路を備えた液晶表示装置であって、入力される画像信号の形態を判別し、この入力画像信号が前記走査線n本未満の走査線m本の表示データを有す画像信号であるかどうかを判別する画像信号種類判別回路と、前記画像信号種類判別回路が入力画像信号の種類が変更されたことを検知した際に少なくとも1画面分の間、入力される画像信号を無視して前記信号線駆動回路に黒の表示データを出力する自走黒表示回路と、前記画像信号種類判別回路が走査線m本の画像信号の入力を判別したとき、(n-m)本間の無効表示期間には、前記走査線駆動回路の出力走査電圧を前記スイッチング素子をオンにしないオフレベルに固定させ、前記走査線駆動回路を有効表示領域を走査する速度よりも高速に走査させる高速走査制御回路を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 505 ,  G02F 1/133 550
FI (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 505 ,  G02F 1/133 550

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