特許
J-GLOBAL ID:200903013264277906

塗膜形成方法及びその方法により得られた塗装物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内山 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319317
公開番号(公開出願番号):特開平6-142598
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【構成】クリヤーコート用塗料として、樹脂成分が(a)(メタ)アクリル酸のシクロアルキルエステル20重量%以上含有するビニル系単量体混合物の共重合体40〜90重量%、(b)アルキルエーテル化メラミン樹脂5〜50重量%、(c)ブロック化ポリイソシアネート5〜50重量%から成るものを、ベースコート用塗料として、樹脂成分が(d)一般式【化1】(X1〜X5はH又はメチル基、iは0〜2、jは0又は1、kは0〜3、mは0〜3、nは1〜10)で表される単量体10重量%以上を含有するビニル系単量体混合物の共重合体40〜80重量%、(e)アルキルエーテル化メラミン樹脂10〜50重量%、(f)ブロック化ポリイソシアネート0〜40重量%、(g)セルロース系樹脂0〜20重量%、(h)有機架橋微粒子0〜30重量%から成るものを用い、2コート1ベーク方式で塗膜を形成する方法、及び該方法により得られる塗装物。【効果】特に耐酸性及び耐擦傷性に優れ、かつ耐屈曲性とリコート時の密着性に優れた塗膜を与える。
請求項(抜粋):
着色剤を配合したベースコート用塗料を塗装し、次いでクリヤーコート用塗料を重ね塗りしたのち、該ベースコートとクリヤーコートを同時に加熱硬化させて塗膜を形成させるに当たり、該クリヤーコート用塗料として、樹脂成分が(a)アクリル酸及び/又はメタクリル酸のシクロアルキルエステルを少なくとも20重量%含有するビニル系単量体混合物の共重合体40〜90重量%、(b)アルキルエーテル化メラミン樹脂5〜50重量%、及び(c)ブロック化ポリイソシアネート化合物5〜50重量%から構成されるものを用い、かつ該ベースコート用塗料として、樹脂成分が(d)一般式【化1】(式中のX1〜X5はそれぞれ水素原子又はメチル基で、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、iは0又は1、2、jは0又は1、kは0又は1〜3の整数、mは0又は1〜3の整数、nは1〜10の整数である)で表される単量体を少なくとも10重量%含有するビニル系単量体混合物の共重合体40〜80重量%、(e)アルキルエーテル化メラミン樹脂10〜50重量%、(f)ブロック化ポリイソシアネート化合物0〜40重量%、(g)セルロース系樹脂0〜20重量%及び(h)0.01〜5μmの粒径を有する有機架橋微粒子0〜30重量%から構成されるものを用いることを特徴とする塗膜形成方法。
IPC (4件):
B05D 1/36 ,  B05D 5/00 ,  B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302

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