特許
J-GLOBAL ID:200903013267310386

架構用摩擦接合式エネルギー吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-058758
公開番号(公開出願番号):特開2001-248324
出願日: 2000年03月03日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 板材の枚数が少なくても摩擦面は多くなり、小型かつ安価なダンパーでありながら広範囲な変形に対応可能な摩擦ダンパーを提供すること。【解決手段】 摩擦ダンパー1は、摩擦板材6と滑り板材7とからなる重ね板構造体5と、それを挟圧する高力ボルト8とを備える。高力ボルト8はそのヘッド側およびナット側にそれぞれ板座金10A,10Bを伴っており、高力ボルト8の挿通する孔(スロット)7aが板材の長手方向に延びて設けられ高力ボルト8と相対的に変位することができる滑り板材7が、高力ボルト8に相対変位不能な摩擦板材6と高力ボルト8のヘッド側の板座金10Aとの間、及びナット側の板座金10Bとの間に配置される。摩擦板材や滑り板材の枚数は少ないが摩擦面を多く確保でき、小規模の地震から大地震に至るまでエネルギー吸収効果を発揮する。
請求項(抜粋):
相互に面接触する滑り板材と摩擦板材とからなる重ね板構造体と、該各板材を貫く孔に挿通されて前記重ね板構造体を挟圧する高力ボルトとを備え、前記滑り板材が摩擦板材との間で発生する摩擦力に抗して変位することによりエネルギーを吸収し、鉄骨構造物の減衰性能を発揮させることができるようになっている架構用のエネルギー吸収装置において、前記高力ボルトはそのヘッド側およびナット側にそれぞれ板座金を伴い、高力ボルトの挿通する孔が板材の長手方向に延びて該高力ボルトに相対変位可能な滑り板材が、前記高力ボルトに相対変位不可能な摩擦板材と前記高力ボルトのヘッド側もしくはナット側の板座金との間に配置されていることを特徴とする架構用摩擦接合式エネルギー吸収装置。
IPC (4件):
E04H 9/02 311 ,  F16B 43/00 ,  F16F 7/08 ,  F16F 15/02
FI (4件):
E04H 9/02 311 ,  F16B 43/00 Z ,  F16F 7/08 ,  F16F 15/02 E
Fターム (12件):
3J034AA09 ,  3J034AA20 ,  3J034BA11 ,  3J034BB05 ,  3J048AA07 ,  3J048BE12 ,  3J048BG04 ,  3J048DA10 ,  3J048EA38 ,  3J066AA26 ,  3J066CA06 ,  3J066CB10

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