特許
J-GLOBAL ID:200903013270036457
セルフドリリングタッピンねじ及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-117381
公開番号(公開出願番号):特開平10-281125
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】[課題]推力を安定して加えるとともにワークのねじ込み所定位置からずれることなくねじ込まれるセルフドリリングタッピンねじ及びその製造方法の提供。[解決手段]ねじ山5が形成された脚部3の先端に谷径とほぼ同径で且つ先端が円錐形状のドリル部10を形成し、脚部3の中心線上のドリル部先端に円錐突起16を形成し、ドリル部10から円錐突起16にかけて二条のガイド溝13を形成したセルフドリリングタッピンねじ及びその製造方法であるので、ねじがねじ込まれる位置に常時ドリルで下穴をあける作業が不要になり、作業時間及び工数が減少する。また、作業者の疲労が減少し、極めて作業環境が良好となる。更に、ねじがワークに短時間に確実に喰い付くので、ねじ込み作業によるワークの撓みが少なくなる。しかも、このドリルねじがワークに対して斜めにねじ込まれたり、ねじ込み位置がずれたりすることがなく、ねじの推力が安定して加わる。
請求項(抜粋):
ねじ山5を形成した脚部3とこの脚部3に一体に形成されているとともにドライバビットに係合可能な係合穴4を有する頭部2とからなるねじにおいて、ねじ山5が形成された脚部3の中心線上の頭部2に係合穴4を有し、この脚部3の先端にねじ山5の谷径以上で山径より小さい直径の円柱状で且つ先端が円錐形状のドリル部10を形成し、前記脚部3の中心線上のドリル部10の先端に円錐形状の突起16を形成し、しかも、前記ドリル部10から円錐突起16にかけて二条のガイド溝13を形成したことを特徴とするセルフドリリングタッピンねじ。
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