特許
J-GLOBAL ID:200903013279854314

表面光輝製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-296841
公開番号(公開出願番号):特開平11-131213
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 表面光輝製品の製造に際し、湿式プロセスのような煩雑な処理を別途に必要とすることなく、真空金属化処理工程にわずかの工夫を加えるだけで、容易かつ簡便に金属微粒子薄膜層を所望の島状構造とする。【解決手段】 金属光輝層用の金属材料として、熱膨張係数が製品基材よりも小さい金属を用い、金属微粒子の薄膜層を形成後、製品基材の温度を上昇させ、基材全体の体積を熱膨張させることによって、被覆した金属微粒子層に微細な溝状クラックを発生させ、この状態で、製品基材の表面に透明な液状トップコートを塗布し、製品基材表面の金属微粒子層の全面を覆うと共に、この液状トップコートを溝状クラック内に浸透させて製品基材の表面と接触させることにより、独立した多数の島状構造の金属微粒子を包み込みつつ、製品基材の表面に強固に固着したトップコート層を形成する。
請求項(抜粋):
製品基材の表面に、真空金属化処理によって、熱膨張係数が製品基材よりも小さい金属の微粒子からなる薄膜層を形成し、ついで、この金属微粒子の薄膜層を被覆した製品基材の温度を上昇させ、基材全体の体積を熱膨張させることによって、被覆した金属微粒子層に微細な溝状クラックを発生させ、該金属微粒子薄膜層がマクロ的には一体に連続した光輝表面にみえるものの、ミクロ的にはこの溝状クラックにより互いに分離された多数の独立した島状構造とし、この状態で、製品基材の表面に透明な液状トップコートを塗布し、製品基材表面の金属微粒子層の全面を覆うと共に、この液状トップコートを溝状クラック内に浸透させて製品基材の表面と接触させることにより、独立した多数の島状構造の金属微粒子を包み込みつつ、製品基材の表面に強固に固着したトップコート層を形成する、ことを特徴とする表面光輝製品の製造方法。
IPC (2件):
C23C 14/06 ,  B32B 15/08
FI (2件):
C23C 14/06 N ,  B32B 15/08 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭50-006869
  • 特開昭56-155228
  • 特開昭61-110583

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