特許
J-GLOBAL ID:200903013281092790

保持クリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤原 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188113
公開番号(公開出願番号):特開平10-019168
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】2本の異なる線条部材を一つのクリップで一括して保持、固定することができ、また、線条部材の挿入、保持の作業性が良好で、さらに、仮固定機能を有する保持クリップを提供すること。【解決手段】ヒンジ部20により回動自在である、各々一対の第1保持部11と、第2保持部13と、脚部14とを備え、組付前の自由状態では、一対の第1保持部11は相互に近接した状態で成形され、各一対の第2保持部13及び脚部14は、相互に隔離した状態で成形されており、相互に隔離した一対の第2保持部13間の挿入口30から第2線条部材が挿入された組付状態で、第2線条部材が保持され、一対の脚部14が被取付部材の取付孔に挿入固定され、これと共に一対の第1保持部11間に、第2線条部材と略平行配置された第1線条部材を保持し、また、規制手段と係止手段を兼ねた一対の規制腕15の各係止爪15aが係合し合うことにより、位置決め機能と仮固定機能を果たす保持クリップ10を特徴とする。
請求項(抜粋):
ヒンジ部と、このヒンジ部を中心として、それぞれ相互に略対称形状に対向配置された一対の第1保持部と、一対の第2保持部と、一対の脚部とを備えた保持クリップであって、前記ヒンジ部の一方の側に、前記一対の第1保持部が配設され、また、ヒンジ部の他方の側に、前記一対の第2保持部と、一対の脚部とがこの順序で配設され、前記一対の第1保持部と、一対の第2保持部と、一対の脚部とは、前記ヒンジ部の回転軸を中心として相互に回動自在であり、組付前の自由状態では、前記ヒンジ部を介して、前記一対の第1保持部は、相互に近接した状態で成形され、前記各一対の連結部、第2保持部及び脚部は、相互に隔離した状態で成形されており、この相互に隔離した前記一対の第2保持部間に画成される挿入口から第2線条部材が挿入され、前記ヒンジ部を回転中心として相互に回動させて組付け合わせた組付状態で、一対の第2保持部により前記第2線条部材が保持され、前記回動により、組付状態となった前記一対の第1保持部間に、前記第2線条部材と略平行配置された第1線条部材を押し込み、固定し、また、この組付状態で、前記一対の脚部が被取付部材の取付孔に係合固定されて取付状態となることを特徴とする保持クリップ。
IPC (2件):
F16L 3/12 ,  F16L 3/08
FI (2件):
F16L 3/12 B ,  F16L 3/08 D
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る