特許
J-GLOBAL ID:200903013281280406

希土類系永久磁石用合金粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349637
公開番号(公開出願番号):特開平5-156320
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 粉末の磁気特性の低下やばらつきの発生を防止でき、安定的にかつ容易に製造できるR-T-(M)-B,C系永久磁石用合金粉末の製造方法の提供。【構成】 R-T-(M)-B,C系永久磁石粉末を水素処理法にて得る際に、水素貯蔵材料から放出される高純度H2ガスを用いることにより、粉末の表面層の汚染が著しく減少し、得られた合金磁石粉末の磁気的特性を低下させることがない。また、水素貯蔵材料の温度を制御することにより、H2ガスの吸蔵時、放出時の雰囲気圧力を制御できる。
請求項(抜粋):
R:10〜20at%(R;希土類元素の少なくとも1種で、かつPrまたはNdの1種または2種をRのうち50at%以下含有)、T:67〜85at%(T:FeまたはCoの1種または2種を含有)、BとCのうち1種または2種を4〜10at%含む合金鋳塊を粗粉砕して、平均粒度が50〜1000μmでその80vol%以上が正方晶構造Nd2Fe14B型化合物からなる粗粉砕粉となした後、前記粗粉砕粉を原料粉末としてこれを10〜1000kPaのH2ガス中で、500〜900°Cに30分〜8時間加熱保持し、さらにH2分圧10Pa以下にて500〜900°Cに15分〜8時間保持する脱H2処理を行ない、ついで冷却して平均結晶粒径が0.05〜1μmである永久磁石用粉末を得る製造方法において、前記処理に用いるH2ガスの主たる供給源として水素貯蔵材料を用いることを特徴とする希土類系永久磁石用合金粉末の製造方法。
IPC (6件):
B22F 9/04 ,  B22F 1/00 ,  B22F 3/00 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/08 ,  H01F 41/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-023902
  • 特開昭63-121606
  • 特公昭59-011641

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