特許
J-GLOBAL ID:200903013284459385

画像信号処理システムの同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-096908
公開番号(公開出願番号):特開平9-284789
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 ハイビジョン方式の画像信号を得る場合、PLL回路構成のタイミング信号発生器を必要とするため、構成が複雑で高価であるという問題がある。【解決手段】 PLL回路を用いず、フレームパルスの伝達のみで、撮像装置と画像信号処理装置の同期をとる構成であるため、位相比較器が無く、電圧制御型水晶発振器も単一の水晶発振器31になっている。切換スイッチ35によりNTSC用水晶発振器34の出力発振信号が選択された場合は、撮像装置も画像信号処理装置も同じフレーム周波数約29.97Hzで動作する。ハイビジョン用水晶発振器33の出力発振信号が選択された場合は、フレーム周期にはNTSC方式のラインの約半分の誤差が生じる。この誤差にかまわずに画像信号処理装置のフレーム周期で撮像装置用各種タイミング信号発生器32をリセットする。リセットの位置は、撮像装置の垂直ブランキング内とする。
請求項(抜粋):
色分解光学系と複数の標準テレビジョン方式画像信号用固体撮像素子とからなる撮像装置と、前記撮像装置を駆動する各種タイミング信号を発生する第1のタイミング信号発生器と、前記第1のタイミング信号発生器の出力タイミング信号の中の基準周波数及びライン周波数とは周波数が異なる基準周波数及びライン周波数を含む高精細度テレビジョン方式の各種タイミング信号を発生する第2のタイミング信号発生器と、前記撮像装置の出力撮像信号が前記第1のタイミング信号発生器の出力タイミング信号に基づいて書き込まれ、前記第2のタイミング信号発生器の出力タイミング信号に基づいて読み出される緩衝回路と、前記緩衝回路から読み出された撮像信号が入力され、前記第2のタイミング信号発生器の出力タイミング信号と入力撮像信号に基づいて少なくとも前記高精細度テレビジョン方式の画像信号を生成出力する画像信号処理装置とからなる画像信号処理システムであって、前記第2のタイミング信号発生器から出力したフレームパルスにより前記第1のタイミング信号発生器をフレーム周期でリセットすることを特徴とする画像信号処理システムの同期方式。
IPC (3件):
H04N 9/09 ,  H04N 5/232 ,  H04N 9/65
FI (3件):
H04N 9/09 Z ,  H04N 5/232 Z ,  H04N 9/65 C

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