特許
J-GLOBAL ID:200903013289368990

リン高含有クリンカと高炉スラグ微粉末からなる低発熱型セメント

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-276427
公開番号(公開出願番号):特開2002-087854
出願日: 2000年09月12日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 普通ポルトランドセメント製造時と比較して、ロータリーキルンでの焼成が困難であり、普通ポルトランドセメントとの運転切替時に、中間的な化学組成のセメント原料およびセメントクリンカが大量に発生するため、その処理が必要となる低発熱型セメントの製造をリン高含有セメントクリンカを用いて行う方法を提供することである。【解決手段】 石灰石,粘土,硅石,酸化鉄原料およびリン高含有原料を用いて、(CaO)/(SiO2+Al2O3+Fe2O3)が1.8〜2.3、(SiO2)/(Al2O3+Fe2O3)が2.3〜2.7、(Al2O3)/(Fe2O3)が1.4〜1.8、リン含有量がP2O5として2〜5重量%(焼成ベース)となるように調整した調合原料を粉砕,焼成して得たクリンカに、SO3量が1〜4重量%となるように石膏を混合して粉砕するか、互いに分離粉砕した後混合して得たセメントに、ブレーン比表面積が6000〜12000cm2/gの高炉スラグ微粉末を10〜50重量%置換する製造方法である。
請求項(抜粋):
石灰石,粘土,硅石,酸化鉄原料およびリン高含有原料を用いて、(CaO)/(SiO2+Al2O3+Fe2O3)が1.8〜2.3、(SiO2)/(Al2O3+Fe2O3)が2.3〜2.7、(Al2O3)/(Fe2O3)が1.4〜1.8、リン含有量がP2O5として2〜5重量%(焼成ベース)となるように調整した調合原料を粉砕,焼成して得たクリンカに、SO3量が1〜4重量%となるように石膏を混合して粉砕するか、互いに分離粉砕した後混合して、得たセメントに、ブレーン比表面積が6000〜12000cm2/gの高炉スラグ微粉末を10〜50重量%置換することを特徴とする低発熱型セメント
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-083248
  • 特開平3-069534
  • 特開平2-097441
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引用文献:
出願人引用 (2件)
  • セメントの常識, 199606, 第13,14,41頁
  • セメント・セッコウ・石灰ハンドブック, 19951101, 第185,186頁

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