特許
J-GLOBAL ID:200903013292737777

温度補償回路付き光導波路型光スイツチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-317680
公開番号(公開出願番号):特開平5-150275
出願日: 1991年12月02日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】熱光学効果を用いた光導波路型光スイッチにおいて,環境温度が変化すると,スイッチ制御用の薄膜ヒータの抵抗値や熱伝導率の変化に伴って消光比が変化してしまい,AM(振幅変調)映像信号伝送方式のスイッチとして使用できなくなる問題がある。温度補償回路付きの光導波路型スイッチとすることで上記問題を解決することを目的とする。【構成】設定された抵抗値を持つ第1の抵抗体と温度係数が負のサーミスタ抵抗体とを直列に接続したものを薄膜ヒータに並列に接続し,この並列接続回路を,設定された抵抗値を持つ第2の抵抗体を介して定電圧源に接続してなる温度補償回路を備え,環境温度変動による薄膜ヒータ制御電圧及び制御電力を補償して消光比をほぼ一定値に抑えるように,第1及び第2の抵抗体の各設定抵抗値を決める。
請求項(抜粋):
薄膜ヒータに制御電圧を印加して加熱することにより,一方の導波路ともう一方の薄膜ヒータ側の導波路との温度差で位相差πを生じさせてスイッチングする構成の熱光学効果を用いた光導波路型光スイッチにおいて,設定された抵抗値を持つ第1の抵抗体と温度係数が負のサーミスタ抵抗体とを直列に接続したものを薄膜ヒータに並列に接続し,この並列接続回路を,設定された抵抗値を持つ第2の抵抗体を介して定電圧源に接続して成る温度補償回路を備え,環境温度変化による上記薄膜ヒータ制御電圧及び制御電力の変化を補償するように上記第1の抵抗体と第2の抵抗体の各設定抵抗値が決められていることを特徴とする温度補償回路付き光導波路型光スイッチ。
IPC (2件):
G02F 1/313 ,  G02B 6/12

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