特許

J-GLOBAL ID：200903013295433671

内燃機関の排ガス浄化触媒装置および排ガス浄化方法

発明者： 大道 重樹 ,  林 孝太郎 ,  古谷 寿伸
出願人/特許権者： 株式会社日本自動車部品総合研究所 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 伊藤 求馬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-079046
公開番号（公開出願番号）：特開平10-252455
出願日： 1997年03月13日
公開日（公表日）： 1998年09月22日
要約：

【要約】【課題】 広い浄化温度域を有し、そのほぼ全域で一定以上の高いNOx浄化率を示す内燃機関の排ガス浄化触媒装置および浄化方法を提供する。【解決手段】 排気流路の上流側より、窒素酸化物を浄化する浄化温度域が高い高温型触媒2と、高温型触媒2に比し浄化温度域が低い低温型触媒3を直列に配置し、高温型触媒2と低温型触媒3の距離Lを、高温型触媒2の入ガス温度に対する低温型触媒3の浄化温度域の上限温度が、高温型触媒2の炭化水素浄化率が10%を示す温度以上、80%を示す温度以下となるように設定する。高温型触媒2は、この温度範囲で出ガス中の炭素数10以下の炭化水素の割合が増加し、低温型触媒3は、炭素数10以下の炭化水素の存在下で良好なNOx浄化性能を示すため、触媒間距離Lを適切に設定すれば、両触媒の浄化域の谷間をなくし、NOx浄化率を大きく向上することができる。

請求項（抜粋）：

内燃機関の排気流路途中に設けられ、排ガス中に含まれる窒素酸化物を炭化水素の存在下で触媒を用いて浄化する排ガス浄化触媒装置であって、上記排気流路の上流側より、窒素酸化物を浄化する浄化温度域が高い高温型触媒と、上記高温型触媒に比し浄化温度域が低い低温型触媒とを直列に配置し、上記高温型触媒と上記低温型触媒の対向端間の距離を、上記高温型触媒の入ガス温度に対する上記低温型触媒の浄化温度域の上限温度が、上記高温型触媒の炭化水素浄化率が10%を示す温度以上でかつ80%を示す温度以下となるように設定したことを特徴とする内燃機関の排ガス浄化触媒装置。

IPC (6件)：

F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/24 ,  B01D 53/94 ,  B01J 29/22 ,  B01J 29/76 ZAB ,  F01N 3/10 ZAB

FI (6件)：

F01N 3/24 ZAB C ,  F01N 3/24 F ,  B01J 29/22 A ,  B01J 29/76 ZAB A ,  F01N 3/10 ZAB A ,  B01D 53/36 101 A

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 排気ガス浄化装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-300824   出願人：マツダ株式会社
• 脱硝方法及びその触媒体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-285620   出願人：株式会社日立製作所, バブコック日立株式会社