特許
J-GLOBAL ID:200903013297276522

拡散符号発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109064
公開番号(公開出願番号):特開平9-298494
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 M系列疑似雑音符号と同等のランダム性までしか得ることができず、また、通信を中断せずに周波数テーブルの書き換え設定を行うことができない。【解決手段】 アドレス情報生成器6はA/D変換器5からの雑音符号に基づき、アドレス情報と切換タイミング情報を生成する。バッファ7はこのアドレス情報を周波数情報発生部8にアドレス信号として供給し、熱雑音による雑音符号に従ったランダムな順番でアドレスを指定し、周波数情報を順次に読み出す。周波数テーブル9及び10はこの周波数情報を順次に書き込む。周波数テーブル9及び10は、スイッチ11を介してM系列符号発生器2からのM系列擬似雑音符号に基づいて、記憶周波数情報を周波数ホッピング周期で読み出す。周波数テーブル9及び10は、切換タイミング情報に基づいて交互に出力が切り換えられ、使用していない方の周波数テーブルは新たな周波数情報に書き換えられる。
請求項(抜粋):
周波数ホッピング周期毎に擬似雑音符号を発生する擬似雑音符号発生手段と、自然界に存在する雑音から2値の雑音符号を生成する雑音符号生成手段と、前記雑音符号生成手段により生成された雑音符号に基づき、周波数テーブル作成用のアドレス情報と切換タイミング情報を作成する情報作成手段と、前記情報作成手段により作成されたアドレス情報と切換タイミング情報に基づき周波数情報を発生する周波数情報発生手段と、前記周波数情報発生手段により発生された周波数情報が入力されるときは順次のアドレスに該周波数情報を書き込み、前記擬似雑音符号発生手段により発生された擬似雑音符号がアドレス信号として入力されたときは、書き込まれた該周波数情報を前記周波数ホッピング周期毎に読み出す第1及び第2の周波数テーブルと、前記第1及び第2の周波数テーブルの一方に前記擬似雑音符号を供給して前記周波数ホッピング周期毎に読み出される周波数情報を拡散符号として出力させ、該第1及び第2の周波数テーブルの他方に前記周波数情報発生手段により発生された周波数情報を順次のアドレスに書き込むと共に、該擬似雑音符号を供給する該周波数テーブルと該周波数情報を書き込む該周波数テーブルとを前記切換タイミング情報に基づいて交互に切り換える切換制御手段とを有することを特徴とする拡散符号発生装置。
IPC (2件):
H04B 1/713 ,  H03K 3/84
FI (2件):
H04J 13/00 E ,  H03K 3/84 A

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