特許
J-GLOBAL ID:200903013297684817

リクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-298690
公開番号(公開出願番号):特開平8-154769
出願日: 1994年12月01日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 リクライニングハンドルを戻した際の内歯のラチェット歯部とポール歯部の噛合いの離脱を確実にして、リクライニング装置の傾斜角度調節の際の作動を円滑にする。【構成】 リクライニング装置のロアアーム10により半径方向移動可能に支持されたポール30はリクライニングハンドル35と連動して回動するカム32により押圧されて、ポール先端のポール歯部31はアッパアーム20の段状凹部21の円弧状の縁部に沿って形成された内歯のラチェット歯部22と係合される。ポールとカムはその側面に沿って配置された連結リンク34により連結され、リクライニングハンドルを戻した際のカムの回動により、ポールは連結リンクを介して後退されてポール歯部はラチェット歯部から離脱される。
請求項(抜粋):
シートクッションフレームの後部に固定されるロアアームと、このロアアームに接合され横方向に延びるヒンジピンを介し前記ロアアームに揺動可能に支持されシートバックフレームの下部に固定されるアッパアームと、前記ロアアームに揺動可能に支持されて戻しばねにより一方向に付勢されたリクライニングハンドルと、前記アッパアームの前記ロアアームと接合する面に形成され前記ヒンジピンの軸心を中心とする円弧状の縁部に沿って内歯のラチェット歯部が設けられた段状凹部と、この段状凹部内に位置して前記ロアアームにより半径方向移動可能に支持され前記ラチェット歯部と係合可能なポール歯部が先端部に形成されたポールと、前記ロアアームに前記ヒンジピンの軸心回りに回動可能に支持されて前記リクライニングハンドルと連動して回動され前記戻しばねの付勢力により前記ポールに形成したカム面を押圧して前記ポール歯部を前記ラチェット歯部に係合させるカムを備えてなるリクライニング装置において、前記ポールとカムの側面に沿って配置され両端部に設けた継ぎ手を介して前記ポールとカムを連結し前記戻しばねに抗する向きの前記リクライニングハンドルの揺動に伴う前記カムの回動によりポールを後退させて前記ポール歯部を前記ラチェット歯部から離脱させる連結リンクを備えたことを特徴とするリクライニング装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-009416
  • 特公昭51-031415
  • 特開昭57-009416
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