特許
J-GLOBAL ID:200903013297854739

コンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138512
公開番号(公開出願番号):特開平6-348377
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 OSにシャットダウン処理と継続処理のプログラムを設けることにより、アプリケーションプログラムにシャットダウン処理と継続処理を意識させずに停電対策を講じることができるコンピュータシステムを実現する。【構成】 アプリケーションプログラムとOSを格納するRAM1,2は不揮発性で、OSには電源断のときに実行するシャットダウン処理のプログラムと、電源が復活のきに実行する継続処理のプログラムが設けられている。停電対策手段71は、AC電圧の供給が途絶えたときの割り込みで、DC電圧が保持されている時間内に、OSに設けられたシャットダウン処理のプログラムを実行し、コンピュータシステムに接続されたI/O装置4にシャットダウン処理を施し、アプリケーションプログラムを中断させ、OSをディスパッチャまで進めてから休止させる。電源が復活すると、継続処理のプログラムを実行し、中断していたプログラムを継続実行させる。
請求項(抜粋):
停電対策を講じる手段が設けられたコンピュータシステムにおいて、バックアップ電池によって内容が不揮発になっていて、コンピュータシステムで実行するアプリケーションプログラムが格納された第1の不揮発性RAMと、バックアップ電池によって内容が不揮発になっていて、コンピュータシステムで実行するOSが格納されていて、このOSには、電源断になったときに実行するシャットダウン処理のプログラムと、電源が復活したときに実行する継続処理のプログラムが設けられている第2の不揮発性RAMと、AC電圧をもとにDC電圧を生成し、生成したDC電圧を供給してコンピュータシステムを駆動し、AC電圧の供給が途絶えたときに一定時間だけDC電圧を保持した後にDC電圧を断し、AC電圧の供給が途絶えたときにACFAIL信号を発生する電源と、この電源がACFAIL信号を発生したときに割り込みをかけるACFAIL検知手段と、このACFAIL検知手段がかけた割り込みにより、DC電圧が保持されている時間内に、前記第2の不揮発性RAMのOSに設けられたシャットダウン処理のプログラムを実行してコンピュータシステムに接続されたI/O装置にシャットダウン処理を施すとともにコンピュータシステムで実行していたアプリケーションプログラムを中断させ、OSをディスパッチャまで進めたところで処理を休止し、電源が復活したときに継続処理のプログラムを実行し、中断していたプログラムを継続実行させる停電対策手段と、を具備したことを特徴とするコンピュータシステム。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-252316
  • 特開平3-126119
  • 特開昭63-217455

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