特許
J-GLOBAL ID:200903013300232213

車両用電動油圧パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073653
公開番号(公開出願番号):特開平5-270426
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】この発明は、車速および舵角による低中速時の操舵性ならびに高速操舵時の操舵性はそのままに、高速直進走行時の中立締まり感のみを高めることを最も主要な特徴とする。【構成】ステアリング機構1をアシストするピストン機構12を設け、電動油圧ポンプ22とピストン機構の圧力受室31a,31bとを給排バルブ19を介し接続して操舵にしたがったアシスト力を発生させる油圧回路34を構成し、高速直進走行時の中立感を満足する吐出性能を設定した第1回路部37と車速,舵角状態に基づいた操舵感を満足する吐出性能を設定した第2回路部37を設け、高速直進時には第1回路部の設定にしたがって電動油圧ポンプを作動させ、それ以外は第2回路部の設定にしたがって電動油圧ポンプを作動させる回路部37を設けた。これによって、高速直進時における反力感を高めたことにある。
請求項(抜粋):
ハンドルの操作にしたがって操舵輪を操舵方向に操舵するステアリング機構と、電動機を駆動源として駆動される電動油圧ポンプと、往復動可能なピストンの両側に圧力受室を設けてなり、前記ピストンの変位にしたがって前記ステアリング機構を操舵方向にアシストするピストン機構と、前記電動油圧ポンプと前記ピストン機構の各圧力受室とを、前記ステアリング機構の操舵に応じて給・排動する給排バルブを介して接続してなり、前記ステアリング機構の操舵にしたがったアシスト力を各圧力受室に発生させるための油圧回路と、車両の高速直進走行時の中立感を満足する前記電動油圧ポンプの吐出性能が設定された第1の設定手段と、車両の車速、舵角状態に基づいた操舵感を満足する前記電動油圧ポンプの吐出性能が設定された第2の設定手段と、車両が高速直進時は前記第1の設定手段の設定性能にしたがって前記電動油圧ポンプを作動させ、それ以外は前記第2の設定手段の設定性能にしたがって前記電動油圧ポンプを作動させる手段とを具備したことを特徴とする車両用電動油圧パワーステアリング装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭59-007952

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