特許
J-GLOBAL ID:200903013300895590

燃料電池発電プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001885
公開番号(公開出願番号):特開平8-190929
出願日: 1995年01月10日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】燃料電池発電プラントの運転停止操作において、電池特性を安定に維持可能な燃料電池発電プラント。【構成】燃料ガス供給系統入口ラインに燃料ラインをパージする不活性ガス供給ラインを接続し、空気供給系統入口ラインに空気ラインをパージする不活性ガス供給ラインを接続し、これらラインにそれぞれ不活性ガス制御弁を配置し、燃料ガス供給系統6とアノード2間のラインにH2 バファータンクを、アノード2出口およびカソード3出口直後のラインにH2 濃度検出手段34,35を設けることにより、アノード2及びカソード3の電位を所定値に管理し、降温操作を所定値に制御することでフラッディング現象を抑制して電池特性を低下させることなく、停止操作を安全に運用できる、燃料電池発電プラント。
請求項(抜粋):
電解質を挟持して相対向配置されたアノード及びカソードからなる単位電池を、セパレータを介して複数個積層して電池スタックを構成し、前記アノードと前記セパレータ間のガス流通用溝に燃料である水素リッチガスを供給し、一方前記カソードと前記セパレータ間のガス流通用溝に酸化剤である空気を供給して発電する燃料電池本体と、改質触媒を保持し、該改質触媒に炭化水素を含む燃料を流通して該燃料を改質反応により水素リッチガスに改質する燃料ガス供給系統と、大気中の空気を前記カソードに供給する空気供給系統と、前記燃料電池本体の温度を所定値に制御する冷却水を供給する冷却水系統とを有する燃料電池発電プラントにおいて、前記燃料ガス供給系統入口ラインに燃料ラインをパージする不活性ガス供給ラインを接続し、一方前記空気供給系統入口ラインに空気ラインをパージする不活性ガス供給ラインを接続し、これら不活性ガス供給ラインにはそれぞれ不活性ガス供給を制御する不活性ガス制御弁を配置し、また前記燃料ガス供給系統と前記アノード間のラインにH2 バファータンクを配置し、更には前記アノード出口およびカソード出口直後のラインにH2 濃度検出手段を設けたことを特徴とする燃料電池発電プラント。

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