特許
J-GLOBAL ID:200903013305713937

工作機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相田 伸二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-207219
公開番号(公開出願番号):特開平11-033858
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】アンクランプ動作をいくつかの油圧治具ごとに個々に行うことができ、かつ省スペース化を実現すること。【解決手段】管路64、65、66からなる油圧作動系RS1〜RS4を、各々複数のワーク取付治具21と接続した形で設け、油圧作動系RS1〜RS4間で、各管路65は独立させ、各管路66は互いに接続し、パレット15に上部カプラ60A、60Bの対である第1〜第4カプラ対CP1〜CP4を各油圧作動系RS1〜RS4と1対1で接続して設け、テーブル11に下部カプラ50A、50Bの対である1つの下部カプラ対CP10を、各第1〜第4カプラ対CP1〜CP4の上部カプラ60A、60Bと選択的に係合接続・分離自在に設け、下部カプラ対CP10に対する流通ラインユニット27に油圧オイルの供給先を下部カプラ50A、50Bの間で切換自在な切換弁36を設けて構成する。
請求項(抜粋):
テーブルを有し、前記テーブルに、複数のワーク取付治具が設置自在に設けられたパレットを、該テーブルに対して回転位置決め自在かつ取付け・取外し自在に設け、前記テーブルに、該テーブルに取付けされた前記パレットを所定の割出中心軸を中心に任意の角度自在な割出機構を設けた工作機械において、前記パレットと前記複数のワーク取付治具の間に、前記ワーク取付治具のアンクランプ側に作動流体を供給するアンクランプ流路及び、前記ワーク取付治具のクランプ側に作動流体を供給するクランプ流路からなる流体圧作動系を、各流体圧作動系が、前記複数のワーク取付治具のうち少なくとも1つのワーク取付治具と接続した形で複数設け、前記複数の流体圧作動系において、各アンクランプ流路は、これら複数の流体圧作動系間で独立しており、各クランプ流路は、これら複数の流体圧作動系間で互いに接続されており、前記パレットに複数の第1流体用カプラ対を、これら各第1流体用カプラ対と前記各流体圧作動系とを1対1で接続した形で設け、前記各第1流体用カプラ対は、該第1流体用カプラ対に接続された前記流体圧作動系のアンクランプ流路に接続した第1アンクランプカプラと、クランプ流路に接続した第1クランプカプラとの対となっており、前記各第1流体用カプラ対の第1アンクランプカプラ及び第1クランプカプラは、該第1アンクランプカプラ及び第1クランプカプラを介する作動流体の流通を開放・閉鎖自在な流通開閉手段をそれぞれ有し、前記複数の第1流体用カプラ対は、前記割出中心軸を中心として所定の割出角度に対応した角度で配列して配置し、前記テーブルに、第2アンクランプカプラ及び第2クランプカプラの対からなる1つの第2流体用カプラ対を、前記パレットが前記テーブルに対して所定の割出角度に割出位置決めされた際に、前記複数の第1流体用カプラ対のうちの1つの第1流体用カプラ対との間で、該第1流体用カプラ対の第1アンクランプカプラ及び第1クランプカプラが、前記第2流体用カプラ対の第2アンクランプカプラ及び第2クランプカプラとそれぞれ対応配置される形で設け、前記第1流体用カプラ対の第1アンクランプカプラと前記第2流体用カプラ対の第2アンクランプカプラ及び前記第1流体用カプラ対の第1クランプカプラと前記第2流体用カプラ対の第2クランプカプラは対応配置された状態で互いに係合接続・分離自在になっており、前記第2流体用カプラ対に対して作動流体を供給し得る形で作動流体供給手段を設け、前記作動流体供給手段に、前記第2流体用カプラ対に対する作動流体の供給を、前記第2アンクランプカプラ側と前記第2クランプカプラ側との間で切換自在な供給切換手段を設けて構成した工作機械。

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