特許
J-GLOBAL ID:200903013312801760

クロム含有水性有機樹脂を用いた焙り焼き焼入れ性鋼材の被覆方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-021440
公開番号(公開出願番号):特開平6-255023
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 誘導硬化した熱硬化性被覆により焙り焼き焼入れ性鋼板を1工程で被膜する新規な方法の提供。【構成】 水分散または乳化可能な熱硬化性樹脂、クロム化合物および水を含有する液体フィルムにより鋼板を被覆し、次いでこれを特定温度で誘導加熱して前記フィルムを硬化する。【効果】 本発明の方法による被覆はクロムの溶解に対して抵抗性であり、被覆された鋼板は0.3%を越えない降伏点伸びおよび良好な焙り焼き焼入れ性を保持する。
請求項(抜粋):
少なくとも2重量%の水分散または乳化可能な熱硬化性樹脂または該熱硬化性樹脂を含む樹脂混合物、少なくとも0.5重量%のクロム化合物および25〜97重量%の水を含有する水溶液を準備する段階、該溶液の連続液体フィルムを焙り焼き焼入れ性鋼板上に被覆する段階、該液体被覆した鋼板を誘導加熱器に通す段階、およびクロム含有有機被覆を形成するに充分な時間149〜227°Cの温度で該鋼板を誘導加熱し、それにより該被覆をクロムの溶解に対して抵抗性となし、かつ該鋼基金属に0.3%を越えない降伏点伸びおよび良好な焙り焼き焼入れ特性を保持させる段階を包含することを特徴とする、深絞りに適した鋼板の少なくとも一面上に耐食性有機被覆を形成する方法。
IPC (5件):
B32B 15/08 ,  B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302 ,  C21D 11/00 ,  C23C 22/74

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