特許
J-GLOBAL ID:200903013316326684

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-242728
公開番号(公開出願番号):特開平9-088676
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 過渡運転時にも正確に機関空燃比を目標空燃比に維持可能な空燃比制御装置を提供する。【解決手段】 電子制御ユニット(ECU)10は、スロットル開度センサ17、吸気管圧力センサ3、回転数センサ5、6等で検出した機関運転パラメータに基づいて機関各気筒内に吸入される空気量を推定し、この空気量に基づいて燃料噴射弁7からの燃料噴射量を算出する。また、ECUは排気空燃比センサ13出力と気筒内に吸入された空気量の推定値とを用いて、実際に気筒内に供給された燃料量を算出し、この燃料量に基づいて燃料噴射弁7からの燃料噴射量を補正する。実際の供給燃料量の演算に使用する空気量は、各気筒の吸気弁閉弁時における運転パラメータに基づいて算出する。これにより、誤差を含まない正確な供給燃料量が算出され、空燃比が正確に制御される。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態パラメータに基づいて、気筒内に吸入される吸気量の推定値を算出する筒内空気量推定手段と、予め定めた燃料供給量算出タイミングにおいて前記筒内空気量推定手段により算出された吸気量推定値に基づいて、前記気筒の燃焼空燃比を目標空燃比にするために必要な目標燃料供給量を算出する燃料供給量算出手段と、前記気筒からの排気空燃比を検出する空燃比検出手段と、空燃比検出手段により検出された前記気筒の排気空燃比と、前記筒内空気量推定手段により算出された吸気量推定値とに基づいて、実際に前記気筒内に供給された燃料量を算出する筒内燃料量算出手段と、前記筒内燃料量算出手段により算出された前記燃料量と、前記燃料供給量算出手段により算出された前記目標燃料供給量とが一致するように、目標燃料供給量を補正する空燃比補正手段と、前記空燃比補正手段による補正後の目標燃料供給量の燃料を前記気筒に供給する燃料供給手段と、を備えた内燃機関の空燃比制御装置において、前記筒内燃料量算出手段は、前記排気空燃比と、前記気筒の吸気弁閉弁時において筒内空気量推定手段により算出された吸気量推定値とに基づいて気筒内に実際に供給された燃料量を算出することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/34 ,  F02D 45/00 366 ,  F02D 45/00 368
FI (5件):
F02D 41/14 310 A ,  F02D 41/04 305 B ,  F02D 41/34 P ,  F02D 45/00 366 F ,  F02D 45/00 368 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

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