特許
J-GLOBAL ID:200903013317193181
硝化・脱窒装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-152272
公開番号(公開出願番号):特開平8-010793
出願日: 1994年07月04日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】従来の硝化・脱窒装置の欠点を解消し、硝化・脱窒処理を効率的に行うことができると共に、循環量の制御がし易く、しかも装置の省エネ、コンパクト化を図ることのできる硝化・脱窒装置を提供する。【構成】装置14本体は仕切壁26で硝化槽28(上段)と脱窒槽20(下段)との上下2槽構造に完全に仕切る一方、硝化槽28に設けた処理水36の流出水路38と脱窒槽20内とを第1の連通管52で連通すると共に、脱窒槽20内と硝化槽28に設けた流入水路54とを第2の連通管55で連通し、硝化槽28の散気装置33からのエアリフト作用により硝化槽28と脱窒槽20との間で液を循環させるようにした。これにより、散気装置33からのエア66、或いは溶存酸素の高い状態の硝化槽28の液が脱窒槽20内にショートパスしないので、脱窒槽20内の液の溶存酸素が高くなるのを防止できる。更には、硝化槽28の液が第1の連通管52内を流れて脱窒槽に下降する間に、液中の気泡が上昇して抜けるので、脱窒槽20の嫌気状態をより良好に維持できる。
請求項(抜粋):
仕切壁により上下2槽に仕切って、原水流入口を有する脱窒槽を下階に形成すると共に、処理水の流出水路を有する硝化槽を上階に形成した装置本体と、前記硝化槽内に添加され、硝化菌を担持した多数の担体と、前記流出水路に一方の開口が連通されると共に、前記脱窒槽内に他方の開口が形成される第1の連通管と、前記脱窒槽内に一方の開口が形成されると共に、前記硝化槽内又は硝化槽に近接して設けられ硝化槽内に通じる流入水路に他方の開口が連通される第2の連通管と、前記硝化槽の底部に設けられ、硝化槽内にエアを散気する散気装置と、から成り、前記硝化槽と前記脱窒槽との間で、前記流出水路、前記第1の配管、前記第2の配管、前記流入水路の順路で液を循環させることを特徴とする硝化・脱窒装置。
IPC (6件):
C02F 3/34 101
, C02F 3/34
, C02F 3/34 ZAB
, C02F 3/12 ZAB
, C02F 3/20 ZAB
, C02F 3/30 ZAB
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