特許

J-GLOBAL ID：200903013317340281

ガス発生量の少ないアルカリ電池用亜鉛合金粉末およびその製造方法

発明者： 一箭 健治 ,  張替 彦一 ,  渕田 滋
出願人/特許権者： 同和鉱業株式会社
代理人 (1件)： 丸岡 政彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-085659
公開番号（公開出願番号）：特開2001-273893
出願日： 2000年03月27日
公開日（公表日）： 2001年10月05日
要約：

【要約】【課題】 合金元素を添加した亜鉛合金粉を熱処理することによりガス発生量を低減した負極用亜鉛合金粉が知られているが、それらは反面亜鉛の酸化により放電持続時間の減少と過放電後のガス発生量の増加を伴うものであった。【解決手段】 熱処理における温度、雰囲気等の熱処理条件を適正化して亜鉛の酸化を防ぎつつ再結晶により結晶粒子を粗大化させ、これによって得られる結晶粒子のサイズが所定範囲内の大きさとなるようにすることにより、電池使用前の初期ガス発生量だけでなく、使用中および使用後のガス発生量が低減され、かつ放電持続時間が改善されたアルカリ電池用亜鉛合金粉末を提供する。

請求項（抜粋）：

ビスマス、インジウム、アルミニウム、マグネシウム、ガリウム、タリウム、カルシウム、ストロンチウム、カドミウムおよび錫からなる群より選ばれた少なくとも1種の金属を合計で0.0005〜0.1wt%含み、残部が亜鉛および不可避不純物からなる亜鉛合金粉末であって、粉末の結晶粒径が50〜110μmであるアルカリ電池用亜鉛合金粉末。

IPC (10件)：

H01M 4/42 ,  B22F 1/00 ,  C22C 18/00 ,  C22F 1/02 ,  C22F 1/16 ,  H01M 4/06 ,  C22F 1/00 621 ,  C22F 1/00 661 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00

FI (11件)：

H01M 4/42 ,  B22F 1/00 H ,  B22F 1/00 R ,  C22C 18/00 ,  C22F 1/02 ,  C22F 1/16 B ,  H01M 4/06 T ,  C22F 1/00 621 ,  C22F 1/00 661 C ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C

Fターム (17件)：

4K018AA40 ,  4K018BA10 ,  4K018BC01 ,  4K018KA38 ,  5H050AA15 ,  5H050BA04 ,  5H050CA05 ,  5H050CB13 ,  5H050DA09 ,  5H050EA02 ,  5H050EA06 ,  5H050EA07 ,  5H050FA17 ,  5H050GA02 ,  5H050HA01 ,  5H050HA05 ,  5H050HA14

引用特許：

出願人引用 (2件)

• アルカリ電池用亜鉛又は亜鉛合金粉末の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-340294   出願人：三井金属鉱業株式会社
• 特開平4-237952
  

審査官引用 (2件)

• アルカリ電池用亜鉛又は亜鉛合金粉末の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-340294   出願人：三井金属鉱業株式会社
• 特開平4-237952