特許
J-GLOBAL ID:200903013324135022

駆動軸トルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-103166
公開番号(公開出願番号):特開平6-317242
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 高価なトルクセンサを用いることなく、駆動軸トルクのフィードバック制御を実行して、変速ショックを低減する。【構成】 エンジン回転数Neとスロットル開度θと駆動軸回転数Ndとから駆動軸トルクTdを求める駆動軸トルク算出部10と、変速時における駆動軸トルクの制御期間を設定するトルク制御期間設定部9と、トルク制御期間中の目標駆動軸トルクTaを定める目標駆動軸トルク設定部11と、目標駆動軸トルクTaと駆動軸トルク算出部10で求められた駆動軸トルクTdとの偏差dを求めるトルク偏差演算部12と、この偏差dがなくなるように点火時期を制御してエンジントルクを変更させるエンジン制御部7とを備えている。
請求項(抜粋):
エンジンがトルクコンバータを介して有段式変速機に接続され、該有段式変速機の出力軸である駆動軸のトルク(以下、駆動軸トルクとする。)を変えることが可能な駆動軸トルク操作手段と、該エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサと、該駆動軸の回転数を検出する駆動軸回転数センサとを備えている車両の駆動軸トルク制御装置において、エンジン回転数とエンジントルクとの関係が定められているエンジントルク特性と、前記エンジン回転数センサで検出されたエンジン回転数とでエンジントルクを求めるエンジントルク演算手段と、前記トルクコンバータを構成するタービンの回転数(以下、タービン回転数とする。)を把握するタービン回転数把握手段と、把握された前記タービン回転数と検出された前記エンジン回転数とから前記トルクコンバータのトルク比を求めるトルク比演算手段と、前記トルク比と前記エンジントルクとから前記タービンのトルク(以下、タービントルクとする。)を求めるタービントルク演算手段と、把握された前記タービン回転数と前記駆動軸回転数センサで検出された駆動軸回転数とから前記有段式変速機の変速比を求める変速比演算手段と、前記タービントルクと前記変速比とから前記駆動軸トルクを求める駆動軸トルク演算手段と、変速時における前記駆動軸トルクの制御期間を設定するトルク制御期間設定手段と、前記有段式変速機の機械的な変速動作開始前の前記駆動軸トルクの値に応じて、前記制御期間中の目標駆動軸トルクを定める目標駆動軸トルク設定手段と、前記目標駆動軸トルク設定手段で設定された前記目標駆動軸トルクと前記駆動軸トルク演算手段で求められた前記駆動軸トルクとの偏差を求めるトルク偏差演算手段と、前記偏差がなくなるように前記前記駆動軸トルクを変えるべく、該偏差に応じて前記駆動軸トルク操作手段の操作量を求め、該操作量を該駆動軸トルク操作手段に出力する操作量制御手段と、を備えていることを特徴とする駆動軸トルク制御装置。
IPC (3件):
F02P 5/15 ,  F02D 45/00 310 ,  F02D 45/00 364
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-185541
  • 特開平2-308934
  • 特開平2-201038
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