特許
J-GLOBAL ID:200903013328840391
熱発電腕時計の構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-264632
公開番号(公開出願番号):特開平10-111368
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、熱発電素子を用い腕に装着しているだけで発電する腕時計を提供することを目的とする。【解決手段】 熱発電素子を腕時計内部に設置した腕時計において、放熱リング、断熱リング、熱発電素子保護材、腕時計外装部品とで構成し、裏ぶたを媒体として熱発電素子に腕の温度と、胴、文字板及び放熱リングを媒体として、熱発電素子から熱を放熱させるときの温度との差により生じる微小な熱起電力を、時計本体の主電源又は補助電源として利用することを特徴とする熱発電腕時計の構造。熱発電素子保護のため裏ぶたと熱発電素子の間に熱発電素子保護材(板ばね)を介して、また熱発電素子から熱を放熱する際、熱伝導率の高い材質の放熱リングを介して胴、文字板に熱を放熱する。また熱伝導率の低い樹脂製断熱リングを裏ぶたと胴の間に挟み込むことにより、裏ぶたを媒体として蓄えた腕からの熱が、裏ぶたから胴に伝導し、時計全体の温度が体温により飽和するのを防ぐ構造となっている。
請求項(抜粋):
胴と、熱伝導性の低い樹脂材料よりなる断熱リングを介して前記胴に取り付けられた裏ぶたと、前記裏ぶた側と反対側に前記胴に取り付けられたガラスと、前記胴の内径部に固定的に取り付けられた熱伝導性の高い金属材料よりなる放熱リングと、前記放熱リングと前記裏ぶたとの間に、熱伝導性が高くかつ弾性を有する板ばね状の金属材料よりなる熱発電素子保護材を介して挿入された熱電対を多数組合わせてなる熱発電素子と、前記胴及び前記放熱リングの内径部に配置された針、文字板及びモジュールよりなるユニットとからなることを特徴とする熱発電腕時計。
IPC (4件):
G04C 10/00
, G04G 1/00 310
, H01L 35/30
, H01L 35/32
FI (4件):
G04C 10/00 C
, G04G 1/00 310 Y
, H01L 35/30
, H01L 35/32 A
引用特許:
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