特許
J-GLOBAL ID:200903013334314014

自動車ドア用ワイヤハーネスの取り付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051922
公開番号(公開出願番号):特開平9-240389
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 自動車のドアフレーム内に配索されるワイヤハーネスをドアフレームの孔を通すことなく、簡易に固定でき、防水性およびワイヤハーネスの保護を向上させ得る自動車のドア用ワイヤハーネスの取り付け構造を提供する。【解決手段】弾性材料から成る中空のグロメツト(14)と、これとは別体でドア外部でワイヤハーネス(15)を挿通した後に合体されたベース(12)とカバーとから成る略L字状のプロテクタ組立体(16)とで組み立て、その後、ドア側部および内側に切欠かれたL字状の凹部(11e)に嵌合係止する取り付け構造(10)であって、前記グロメット下方部の支持板(14d)上に防水唇片(14b)を設け、この防水唇片内にプロテクタ組立体(16)を側方から挿入することにより密封係止した。
請求項(抜粋):
ドア側板部分からドア内板部分にわたつて切欠かれた略L字状の凹部に嵌装される互いに脱着可能なグロメツトとプロテクタ組立体とから成りかつ自動車のドアフレーム内に配装された種々の電装品へ接続されるワイヤハーネスの集束端部を前記組立体およびグロメットを通してドア側板から引き出して車両側に接続する自動車のドア用ワイヤハーネスの取り付け構造において、前記グロメットが、一端にワイヤハーネス集束端部を引き出す開口を備えかつ他端に下方部開口を穿設した支持板と共に一体に取り付けられる防水唇片とを有し、前記プロテクタ組立体が、前記下方部開口に対応する開口を穿設した取着部を有する一方のアームとドアフレームへの固定突起を備えた他方のアームとから成る略L字状のベースと、該ベースと合体されかつ合体されたそれらの内部にワイヤハーネス案内通路を形成する隆起部分を備えたカバーとから成り、前記プロテクタ組立体のベースおよびカバーを合体し、次いで前記取着部を前記グロメツトの前記防水唇片に側方より嵌挿することにより、該取着部の周囲が防水唇片により密封されるように構成したことを特徴とする自動車ドア用ワイヤハーネスの取り付け構造。

前のページに戻る