特許
J-GLOBAL ID:200903013340985630

がいし放電音判別方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤井 信行 ,  藤井 信孝 ,  藤井 重男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-202616
公開番号(公開出願番号):特開2008-026292
出願日: 2006年07月25日
公開日(公表日): 2008年02月07日
要約:
【課題】 各種外部ノイズが定常的に発生する騒音環境下においても測定した信号中にがいし放電音が存在するか否かを正確に判別し得る判別方法を提供すること。【解決手段】 測定信号からがいし放電音を含む所定帯域の周波数成分を抽出して帯域制限測定信号を生成し、その信号に対してウェーブレット変換による外部ノイズ除去を行い、外部ノイズを除去した信号を商用電源周波数の波長TのT/2期間毎に抽出し当該期間内をn分割して各分割期間内に含まれるパルスの数をカウントし、当該測定信号全域に亘り各分割期間に含まれるパルス数を積算し、上記積算パルス数に基づいて当該パルス数の標準化データを算出し、上記標準化データを所定の基準レベルと比較することにより上記測定信号中にがいし放電音が含まれるか否かを判別する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
屋外の騒音を測定し、当該測定信号中にがいし放電音が含まれるか否かを判別するためのがいし放電音判別方法であって、 上記測定信号からがいし放電音を含む所定帯域の周波数成分のみを抽出して帯域制限測定信号を生成し、 上記帯域制限測定信号に対してウェーブレット変換を行い、当該信号をそのサンプリング周波数を基準とする複数の周波数帯域毎の測定信号に分解し、 上記分解された測定信号において、所定の大きさ以下の外部ノイズ信号を除去することにより、所定の大きさ以上のパルス状の信号からなる外部ノイズ除去信号を生成し、 上記外部ノイズ除去信号の内、がいし放電音の周波数帯域を含む外部ノイズ除去信号を抽出し、当該外部ノイズ除去信号を商用電源周波数の波長TのT/2期間毎に、当該T/2期間内を均等にn分割し、当該n分割した各分割期間内に含まれるパルスの数をカウントし、上記T/2期間毎の各分割期間に含まれるパルス数を積算し、 上記各分割期間内に含まれる積算パルス数に基づいて当該パルス数の標準偏差を算出すると共に、上記標準偏差に基づいて上記分割期間毎の標準化データを算出し、 上記標準化データを所定の基準レベルと比較し、上記標準化データ中に上記基準レベルを超える値の標準化データが存在した場合は上記測定信号中にがいし放電音が含まれると判別し、上記基準レベルを超える標準化データが存在しない場合は上記測定信号中にがいし放電音は存在しないと判別することを特徴とするがいし放電音判別方法。
IPC (1件):
G01R 31/12
FI (1件):
G01R31/12 A
Fターム (3件):
2G015AA20 ,  2G015BA06 ,  2G015CA03
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (5件)
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