特許
J-GLOBAL ID:200903013344868875

CDMAシステムにおける干渉抑制

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509839
公開番号(公開出願番号):特表平8-510606
出願日: 1994年09月15日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】直接拡散スペクトル拡散符号分割多重アクセス(DS/SS CDMA)チャネル信号を復調する回路および方法。送信シンボルあたりの多重サンプルと、最小平均2乗誤差判定法とを用いて、干渉を抑制する。1実施例では、CDMA用の従来のマッチドフィルタ(401)を基準とし、それを周期的にシフして構成したフィルタ(502)のバンクを使用し、チャネル信号を復調する。他の実施例では、CDMA用の従来のマッチドフィルタ(401)を基準として構成したサブフィルタ(601,602)のバンクを使用し、チャネル信号を復調する。さらに他の実施例では、従来のマッチドフィルタの出力をオーバサンプリングして、チャネル信号を復調する。各実施例とも、送信シンボルと検出シンボルとの間の平均2乗誤差を最小とするように選択された適応係数群を利用している。
請求項(抜粋):
DS/SS CDMAシステム内を伝搬してきた着信チャネル信号を、与えられたCDMAシグネチャ系列をもち、かつ送信シンボルを推定した検出シンボルを生成する受信機によって復調する方法であって、前記シグネチャ系列は対応する送信機にも割り当てられ、前記送信機と受信機とは同期され、前記システムは、あらかじめ定められた拡散率と、この拡散率およびシステムのシンボルレートによって定められたチップレートを有し、前記着信チャネル信号は、前記チップレートでサンプルされ着信サンプル信号を生成し、この方法は、 前記着信サンプル信号を少なくとも2つのフィルタをもつバンクに供給するステップであって、前記バンクの各フィルタは、前記受信機に割り当てられた前記CDMAシグネチャ系列を検出するために使用されるマッチドフィルタを、周期的にシフトしたものから選択され、前記バンク内のフィルタの数と前記各フィルタとは、シンボルあたりのサンプル数に応じて構成され、該サンプル数は、処理のために選択された、あらかじめ定められた数を有するステップと、 前記バンクの各フィルタの出力を、前記シンボルレートで選択し、サンプル出力を生じるステップと、 前記送信シンボルと前記検出シンボルとの間の平均2乗誤差を最小とするように選択された係数群からの係数によって、各サンプル出力を重みづけし、加重サンプル出力を生じるステップと、 各加重サンプル出力を加算し、前記検出シンボルを生成するステップとを具備することを特徴とする復調方法。
IPC (5件):
H04J 13/04 ,  H04B 3/06 ,  H04B 7/005 ,  H03H 17/00 601 ,  H03H 21/00
FI (5件):
H04J 13/00 G ,  H04B 3/06 C ,  H04B 7/005 ,  H03H 17/00 601 C ,  H03H 21/00

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