特許
J-GLOBAL ID:200903013346524073

空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-067701
公開番号(公開出願番号):特開平11-248286
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 空調装置におけるファンモータ、電動弁などの能動部品の機能良否を診断し、故障の有無、故障部位の表示をして、サービス作業の能率向上に貢献する自己診断機能を持たせる。【解決手段】 診断スイッチ30により故障診断運転モードが入ると、制御部18は、エンジン1、スタータモータ1M、ステップモータSM、電動弁8、9などの能動部品を1つずつ指令動作させ、その動作確認を行う。その際、動作を目視できる部品から最初に行い、人による最も確実な判断を取り入れてサービスを短時間にかつ正確になせる利点を発揮し、続いて動作確認を冷媒経路に配した複数の圧力、温度検出用センサ25a,b、26a,b、27a,b、28a〜cなどによる状態値変化から良否判断する機械的診断を実行して、診断後、表示部22、32に故障の有無および故障部位を表示可能とする。
請求項(抜粋):
スタータモータ及びステップモータにより駆動されるスロットルバルブを有するエンジンと、前記エンジンにより駆動され冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の流通方向を変える四方弁と、冷媒を凝縮または蒸発させる室外熱交換器と、室外ファンモータにより駆動され前記室外熱交換器に送風する室外ファンと、冷媒を凝縮または蒸発させる室内熱交換器と、室内ファンモータにより駆動され前記室内熱交換器に送風する室内ファンと、冷媒の流量を調整する電動弁と、前記室外熱交換器、前記室内熱交換器、冷媒配管等に付設された温度センサ、前記圧縮機の吐出冷媒圧力を検出する圧力センサ、前記エンジンの回転数を検出する回転センサ等の各種センサの検出信号が入力されると共に前記各能動部品を駆動制御する制御部とを備えた空調装置において、前記制御部は、前記スタータモータ、前記ステップモータ、前記室外ファンモータ等の目視できる各能動部品を順次動作させるよう動作指令を出力した後、前記圧縮機を駆動して冷媒を循環させ、前記検出センサにて検出される検出信号に基づき他の能動部品の動作確認を順次行う故障診断運転を実行することを特徴とする空調装置。

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