特許
J-GLOBAL ID:200903013350555447

磁気記録テープの製造における、グラビアコーティングを平滑化するための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-508051
公開番号(公開出願番号):特表平10-504673
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】磁化可能な微粒子よりなるウェットグラビアコーティングを、矩形のフレキシブルフィルムで平滑化することができる。このフィルムはクランプ(20)の平坦な顎部(26a,26b)の一端に取り付けられており、その反対側の端部(19)はコーティング上を引きずることができるようにされており、そのため、フレキシブルフィルムは、取り付けられている方の端部と、ウェットコーティングに付いているフレキシブルフィルム(19)の先端との間に弧状を形成することになる。顎部はさらに、フレキシブルフィルムの幅方向において凸状をなす縁部を有する平坦なプレート(21)、あるいは、フレキシブルフィルム(19)の弧状の部分を、フレキシブルフィルムの全幅にわたって延在する線に沿って、コーティングの方向に曲げる剛性フレキシブルシートを固定している。平滑化を行う間にプレート(21)の位置を変えて、弧状の曲率半径を調節して、平滑化されたコーティングに生じ得るあらゆる欠陥を調整することができる。バッキングウェブの幅が広くて経済的に高速で進む場合には、フレキシブルフィルムの自由端に、その後縁が曲がり、コーティングの全幅にわたって接した状態となるように、引張を加えてもよい。
請求項(抜粋):
磁化可能な粒子とバインダーとからなるウェットコーティングを、長手方向に進行している細長のフレキシブルバッキングウェブ上で、連続的に平滑化するための装置であって、 (a)取付手段20と、 (b)上記取付手段20にその一端が固定されているフレキシブルフィルム19にして、該端部と反対側の端部18が、該固定されている端部と、上記コーティングに付いている方の上記フレキシブルフィルムの先端との間に弧を形成すべく、上記ウェットコーティング上を引きずることが可能なフレキシブルフィルム19と、 (c)上記フレキシブルフィルムの上記弧状の部分を、上記フレキシブルフィルムの全幅にわたって横方向に延在する線に沿って、上記コーティングの方向に曲げるための手段と、 (d)上記横断線の位置を変えて該線の曲率半径を調節すべく、上記屈曲手段を移動させるための手段と、さらに、 (e)その一端で上記取付手段20に固定されており、凸状縁部が形成されているフレキシブルシート42,62にして、上記凸状縁部は、上記フレキシブルフィルムを、上記ウェットコーティングに接した状態で保持すべく、フレキシブルフィルムの自由端の実質的に全幅にわたって押圧し、該フレキシブルシートの剛性は上記フレキシブルフィルムの剛性と少なくとも同程度であるフレキシブルシート42,62とを備えた装置。
IPC (5件):
G11B 5/842 ,  B05C 3/12 ,  B05D 3/00 ,  B05D 5/12 ,  G11B 5/848
FI (5件):
G11B 5/842 Z ,  B05C 3/12 ,  B05D 3/00 Z ,  B05D 5/12 A ,  G11B 5/848

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