特許
J-GLOBAL ID:200903013350806857

クランクシャフトの組付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050412
公開番号(公開出願番号):特開平10-244430
出願日: 1997年03月05日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 エンジンのシリンダブロックにクランクシャフトをその軸線方向からコンロッドとの干渉を生ずることなく組付けられるようにする。【解決手段】 シリンダブロックAを水平姿勢にセットすると共に、ピストンDをピストンピンDaが鉛直線に対し所定角度傾くような位相でシリンダAbに挿入し、該ピンDaの傾きでコンロッドEを自重により横方向(Y軸方向)一方に傾動させる。クランクシャフトCを鉛直姿勢で、且つ、ウェイト部Cbが横方向他方を向くような位相でその軸線方向からシリンダブロックAに組付ける。クランクシャフトCを回転させてコンロッドEの大端部Eaをウェイト部Cb間に挟むことにより、ピストンDを正規の位相に矯正する。コンロッドEを横方向他方に傾動させた状態でクランクシャフトCを回転させ、クランクピンCaを大端部Eaに係合させる。
請求項(抜粋):
ピストンを装着したエンジンのシリンダブロックにクランクシャフトを組付ける方法であって、クランクシャフトの軸線方向をZ軸方向、シリンダブロックのシリンダの軸線方向をX軸方向、該両軸線に直交する方向をY軸方向として、シリンダブロックをY軸方向及びX軸方向が水平になるような水平姿勢に保持すると共に、ピストンのX軸回りの位相をピストンピンが鉛直線に対し所定角度傾くような位相にしてピストンをシリンダブロックのシリンダに挿入し、コンロッドをピストンピンの傾きにより自重でY軸方向一方に傾動させる工程と、クランクシャフトを鉛直姿勢で、且つ、ウェイト部がY軸方向他方を向くような位相でZ軸方向からシリンダブロックに組付ける工程と、クランクシャフトをウェイト部がシリンダ側を向いてからY軸方向一方を向くような方向に回転させてウェイト部間にコンロッドの大端部を挟むことにより、ピストンのX軸回りの位相をピストンピンが鉛直になるような正規の位相に矯正する工程と、を備えることを特徴とするクランクシャフトの組付方法。
IPC (2件):
B23P 21/00 303 ,  F02B 75/32
FI (2件):
B23P 21/00 303 C ,  F02B 75/32 A

前のページに戻る