特許
J-GLOBAL ID:200903013355097544

トルク伝達用継手及び電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小山 武男 ,  大田 隆史 ,  武藤 正樹 ,  篠 剛 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-026058
公開番号(公開出願番号):特開2009-185892
出願日: 2008年02月06日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】粘性流体等の緩衝剤を利用して、回転方向が変換される瞬間にスプライン孔13bとスプライン軸部14bとのスプライン係合部で生じる歯打ち音を抑えられる構造を、低コストで実現する。【解決手段】上記スプライン軸部14bと上記スプライン孔13bとをスプライン係合させる事により、出力軸12とウォーム軸6とをトルクの伝達を可能に接続して成るスプライン係合部に、グリース等の流動性を有する緩衝剤を介在させる。上記スプライン孔13bの開口寄り部分に設置したシールリング20aにより、上記緩衝剤の漏洩を防止する。更に、このシールリング20aに形成した、小孔27、27等の通気流路により、上記スプライン孔13b内の圧力変動を抑える。圧力変動の為の構造を簡略化して、上記課題を解決する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一の回転軸の軸方向一端部内側に、この第一の回転軸の軸方向一端面に開口する状態で形成されたスプライン孔と、この第一の回転軸と実質的に同心に配置された第二の回転軸の軸方向片端部に設けられたスプライン軸部とを備え、このスプライン軸部と上記スプライン孔とをスプライン係合させる事により、上記第一の回転軸と上記第二の回転軸とをトルクの伝達を可能に接続して成り、上記スプライン軸部の外周面と上記スプライン孔の内周面との間に流動性を有する緩衝剤を介在させると共に、これら両周面同士の間で軸方向に関してこの緩衝剤を介在させた部分よりも上記スプライン孔の開口寄り部分に、弾性材製のシールリングを設置しているトルク伝達用継手に於いて、このシールリングの内周縁を上記スプライン軸の外周面に、同じく外周縁を上記スプライン孔の内周面に、それぞれ当接させると共に、上記シールリングの円周方向の一部に、このシールリングの軸方向両側同士の間で空気を流通させる為の通気流路を形成した事を特徴とするトルク伝達用継手。
IPC (5件):
F16J 15/10 ,  B62D 5/04 ,  F16D 1/06 ,  F16D 3/80 ,  F16H 1/16
FI (6件):
F16J15/10 C ,  B62D5/04 ,  F16D1/06 Q ,  F16D3/80 ,  F16H1/16 ,  F16J15/10 T
Fターム (10件):
3D233CA04 ,  3D233CA05 ,  3J009DA11 ,  3J009DA15 ,  3J009EA19 ,  3J009FA08 ,  3J040BA02 ,  3J040EA16 ,  3J040FA05 ,  3J040HA30
引用特許:
出願人引用 (5件)
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