特許
J-GLOBAL ID:200903013368296295

溶融金属の温度管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-012020
公開番号(公開出願番号):特開平8-197234
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 鋳型に注入される溶融金属の温度を適正温度に正しく一致させ、製品品質の向上を図り、また生産性の向上と製造コストの低減とに寄与できるようにする。【構成】 目標温度演算部31は、操業条件ファイル34から当該チャージの操業条件を読み出し、温度降下式に適用して、出鋼時から鋳込み時までの温度降下量を求める。また、操業条件ファイル34から鋳込み時の適正温度Tb を読み出し、温度降下量の算出値に加えて出鋼時の溶鋼の目標温度Ta を定め、目標温度補正部33に与える。偏差演算部32は、各チャージの操業に際し、鋳込み温度計50から与えられる鋳込み時の実測温度Tb ′と適正温度Tb との偏差αを算出し、実績ファイル35に格納する。目標温度補正部33は、目標温度Ta が目標温度演算部31から与えられたとき、実績ファイル35に格納された前チャージにおける偏差αを読み出し、これを目標温度Ta に加えて補正目標温度Ta ′を求め、この結果を製鋼炉での吹錬制御の目標値となすべく、吹錬制御部10に出力する。
請求項(抜粋):
炉中に生成された溶融金属を取鍋に出湯し、該取鍋による搬送を経て鋳型に注湯して鋳塊を得るプロセスの操業中に、前記注湯時点における溶融金属の温度を所定温度に保つべく、前記出湯から前記注湯までの間の溶融金属温度の予測降下量を所定の温度降下式を用いて算出し、この算出結果を前記所定温度に加えて、前記出湯時の目標温度を定める溶融金属の温度管理方法において、前記鋳型への注入時の溶融金属温度を操業の都度実測し、一又は複数回の実測温度と前記所定温度との偏差を求め、次の操業時における前記予測降下量を前記偏差に基づいて補正することを特徴とする溶融金属の温度管理方法。
IPC (3件):
B22D 41/00 ,  B22D 11/18 ,  C21C 7/00

前のページに戻る