特許
J-GLOBAL ID:200903013370061661

CDMAシステムの基地局およびその基地局の初期同期捕捉方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-342738
公開番号(公開出願番号):特開2002-152802
出願日: 2000年11月10日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 初期同期捕捉の失敗を減らし、安定して位置推定できるCDMAシステムの基地局を提供する。【解決手段】 受信信号の電界強度値を検出するアナログ/デジタル(A/D)変換部12と、最先行波の情報および検出用しきい値情報を収集する最先行波情報収集回路21および初期同期捕捉の基準開始時刻から初期同期捕捉ができないことを判定するために設定される時間までを計測するタイマ回路22とを有するサーチ部14と、サーチ部14で最先行波を検出するために設定される相関電力の複数のしきい値を記憶し、タイマ回路の計時終了を受けた場合にはしきい値を1段階低下させる指示を出力して、最先行波の遅延時間情報に基づいて移動局60までの距離を推定する制御部13とを備える。
請求項(抜粋):
移動局との距離分だけ基準時間から遅延して受信するアナログの受信信号をデジタル信号に変換すると共に前記受信信号の電界強度値を検出するアナログ/デジタル(A/D)変換部と、該A/D変換部から出力されるデジタル信号を逆拡散した結果により移動局から出力される位置推定用信号の最先行波を検出する逆拡散回路と、前記最先行波が基準時間から遅延した時間を示す遅延時間情報、前記最先行波の電力値情報および前記最先行波を検出するために設定される相関電力のしきい値情報を収集する最先行波情報収集回路とを有するサーチ部と、前記サーチ部で前記最先行波を検出するために設定される少なくとも1個の相関電力のしきい値および前記遅延時間情報から演算される移動局までの距離を記憶する記憶回路と、前記最先行波の遅延時間情報に基づいて移動局までの距離を推定する移動局距離推定回路を有する制御部とを備えるCDMAシステムの基地局であって、前記サーチ部は、上位システムの基準時刻を用いて設定した初期同期捕捉の基準開始時刻から前記逆拡散回路に現在設定されているしきい値を用いた初期同期捕捉ができないことを判定するために設定される時間までを計測するタイマ回路をさらに備えると共に、前記制御部は、前記A/D変換部で検出された前記受信信号の電界強度値に基づいて最初の前記しきい値を設定する際に用いられる変換テーブルと、前記タイマ回路の計時が終了した場合には前記しきい値を1段階低下させる指示を出力するしきい値変更回路とをさらに備え、前記記憶回路からは、前記受信信号の電界強度値の変化に対応させて複数段階のしきい値を記憶し、前記しきい値変更回路からの前記指示が入力した場合、該指示によって選択されたしきい値および再度の初期同期捕捉指示を前記逆拡散回路に出力することを特徴とするCDMAシステムの基地局。
IPC (4件):
H04Q 7/34 ,  H04B 1/707 ,  H04L 7/00 ,  G01S 5/14
FI (4件):
H04L 7/00 C ,  G01S 5/14 ,  H04B 7/26 106 B ,  H04J 13/00 D
Fターム (28件):
5J062AA13 ,  5J062CC07 ,  5J062HH05 ,  5K022EE01 ,  5K022EE36 ,  5K047AA01 ,  5K047BB01 ,  5K047BB05 ,  5K047CC01 ,  5K047GG27 ,  5K047HH15 ,  5K047JJ06 ,  5K047LL06 ,  5K047MM13 ,  5K047MM45 ,  5K067AA33 ,  5K067BB02 ,  5K067CC10 ,  5K067DD20 ,  5K067DD44 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE16 ,  5K067HH22 ,  5K067HH23 ,  5K067JJ53 ,  5K067JJ54 ,  5K067JJ66

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