特許
J-GLOBAL ID:200903013371220186

断路器の駆動装置用制御カム及びこの制御カムを製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-046264
公開番号(公開出願番号):特開2000-251593
出願日: 2000年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】制御カム (1) は、断路器の駆動装置の一部である。少なくとも1本の案内曲線部(10)が、この制御カム (1) に形成されている。この案内曲線部(10)は、2つの円弧状の部分から構成されている。これらの部分は、これらの部分の間に存在する停止地点(11)で合流する。1つの案内部材(15)が、この案内曲線部(10)に通されている。この案内部材 (15) は、1つのレバーを介して1本の駆動軸に動かないように固定されている。この駆動軸の回転方向と角度位置に依存して、力が、この案内部材(15)を介してこの制御カム(1)に伝達される。切替進行中の制御カム (1) の低負荷領域が、停止地点 (11) の範囲内の高負荷領域(31,32)よりも著しく軽い材料から作られている。こうして実現された軽量の構造様式は、制御カムの移動の最適な力学特性を可能にし、ひいては切替えに要する駆動エネルギーを最小限に低減させる。
請求項(抜粋):
【請求項01】 1本の可動接触子に動かないように結合されていて、1本の駆動軸 (2) に対して横方向に指向されて摺動可能であり、そして、1つのレバーに固定された1つの案内部材(15)が、この駆動軸 (2) の回転によって、ほぼ円弧状に形成されこの案内部材(15)に対する停止地点(11)で終わる部分(12,13)から成る、制御カム(1)内に切込み溝として形成された1本の第1の案内曲線部(10)に沿って力をこの制御カム (1) に加えるように、この駆動軸(2)に固定された少なくとも1本のこのレバーと連動する、この駆動軸 (2) の力をこの可動接触子 (3) に伝える断路器の駆動装置用制御カム(1)において、この制御カム(1)は、主に鉄鋼より軽い母材から形成されていること、及び、高い強度の材料から成る第1の補強要素(30,31,31)が、この停止地点(11)に設けられていることを特徴とする制御カム(1)。【請求項02】 切込み溝として形成された1本の第2の案内曲線部(20)が、制御カムの裏面上に第1の案内曲線部(10)に対して鏡像的に形成されていること、高い強度の材料から成る第2の補強部材(30,31,32)が、ほぼ円弧状に形成されたこの第2の案内曲線部(20)の2つの曲線部分(22,23)の間の停止地点(21)に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の制御カム(1)。【請求項03】 第1の補強部材(30),第2の補強部材(31,32)又はこれら双方の補強部材(30,31,32)は、熱処理された鉄鋼から製造されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御カム(2)。【請求項04】 制御カム(1)は、主にアルミニウム,合成樹脂又は金属板から製造されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御カム(1)。【請求項05】 補強要素(31,32)は、案内曲線部 (10,20) の停止地点(11,12)の上側と下側の側壁面に接するように制御カム(1)内に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御カム(1)。【請求項06】 補強要素 (30,31,32) は、母材に摩擦接合的に接合されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御カム(1)。【請求項07】 補強要素 (30,31,32) は、母材に一体的に接合されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御カム(1)。【請求項08】 可動接触子を固定する1つのアダプタ要素(5) が、母材に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御カム(1)。【請求項09】 補強要素(30,31,32)は、ねじ止め,ピン止め,接着,半田付け,摩擦溶接,溶接又は燒結によって母材に接合されていることを特徴とする請求項6に記載の制御カム (1) を製造する方法。【請求項10】 補強要素(30,31,32)が、制御カム(1)の成形(鋳造)中に母材と一緒に鋳込まれることによって一体的に接合されることを特徴とする請求項7に記載の制御カム (1) を製造する方法。
IPC (3件):
H01H 33/42 ,  F16H 53/00 ,  H01H 3/42
FI (3件):
H01H 33/42 D ,  F16H 53/00 ,  H01H 3/42 B

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