特許
J-GLOBAL ID:200903013372554959

磁気シール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横川 邦明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239764
公開番号(公開出願番号):特開平10-061782
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 N極同士又はS極同士を対向させた状態で複数のリング状磁石を並べて強固な磁性流体膜を形成するようにした磁気シール装置において、その磁気シール装置内の磁束分布に乱れが発生することを防止して、信頼性の高い磁気シール装置を提供する。【解決手段】 複数のリング状磁石9a〜9bによって、各リング状ポールピース8の内周端と回転軸17との間に磁気通路を形成し、その磁気通路に沿って磁性流体12を集束させて複数段の磁性流体膜を形成し、それらの磁性流体膜によって大気領域Pと真空領域Qとの間の圧力差を保持する。同磁極面同士が対向する一対の磁石から成る複数(図では2組)の磁石ペア9A及び9Bを運動軸の軸方向に並べると共に、それらの磁石ペア相互間では異磁極面同士、すなわちN極とS極とが対向するようにする。
請求項(抜粋):
磁性材料によって形成された運動軸のまわりに配置される複数のポールピースと、各ポールピースと運動軸との間に磁気通路を形成する複数の磁石と、各ポールピースと運動軸との間に充填された磁性流体とを有しており、運動軸のまわりの2つの空間領域を磁性流体によって遮蔽する磁気シール装置において、上記複数の磁石は、同磁極面が対向する一対の磁石から成る磁石ペアを運動軸の軸方向に複数個並べることによって構成されており、それら複数個の磁石ペアのうち互いに隣り合う少なくとも1組の磁石ペアは異磁極面が対向することを特徴とする磁気シール装置。

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