特許
J-GLOBAL ID:200903013380557762

画像符号化装置及び画像符号化復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-049616
公開番号(公開出願番号):特開平8-251588
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、画像の蓄積、伝送などに使用する画像符号化復号装置に関するものである。DCT係数の値とそのDCT係数を線形量子化した値が属するカテゴリと量子化幅との関係などを利用してカテゴリとランを求めることにより、量子化幅と符号量との関係を求め、符号量を制御する。【構成】 符号量計算回路18は、DCT係数を量子化幅Sで量子化したときのカテゴリとランを求めることにより、量子化幅と符号量との関係を求める。【効果】 DCT係数を実際に量子化することなく最適な量子化幅を決定することができるので、小規模な回路で符号量を制御することができる。
請求項(抜粋):
画像データを蓄積し、M×N(M、Nは自然数)画素のブロック毎に出力するメモリと、前記メモリ画像データを離散コサイン変換してDCT係数を出力するDCT回路と、前記DCT係数を1フレーム分遅延させる遅延回路と、前記遅延回路が出力したDCT係数を量子化幅決定回路で決定された量子化幅を用いて線形量子化する量子化回路と、前記量子化回路で量子化されたDCT係数をジグザグスキャン順に可変長符号化して出力する可変長符号化回路と、前記DCT回路が出力したDCT係数、前記DCT係数を線形量子化した値が属するカテゴリ並びに量子化幅との関係、及び前記DCT係数並びに前記DCT係数を線形量子化したときに非ゼロとなる量子化幅との関係から、前記DCT回路が出力したDCT係数を量子化幅Sで線形量子化したときのカテゴリ及びジグザグスキャン順における非ゼロ係数と非ゼロ係数との間のゼロの個数であるランを求め、前記カテゴリ及びランの組み合わせを可変長符号化したときのビット数を計算し、予め与えられた範囲で量子化幅と符号量との関係を求める符号量計算回路と、前記符号量計算回路で求められた量子化幅と符号量との関係、及び予め与えられた目標符号量により量子化幅を決定する量子化幅決定回路を具備する画像符号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/30 ,  H03M 7/30 ,  H04N 1/41
FI (3件):
H04N 7/133 Z ,  H03M 7/30 A ,  H04N 1/41 B

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