特許
J-GLOBAL ID:200903013382005970

金属精錬炉出鋼口曲面壁の溶射補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-273742
公開番号(公開出願番号):特開2001-099574
出願日: 1999年09月28日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】壁面耐火物の熱的スポーリングによる損傷防止と溶射材料の補修壁面耐火物への接着性を向上させ均一な被覆層で効率よく補修する、金属精錬炉出鋼口曲面壁の補修法。【解決手段】同軸多重管バーナーの第1経路から支燃性ガスと、第2経路からの可燃性ガスとを、4:1〜7:1の割合で噴射し火炎を形成して金属精錬炉出鋼口壁面上残留物の溶解除去を行い、直ちに、若しくは前記火炎で補修壁面耐火物温度を900°C以上に加熱後、第1経路の支燃性ガスと第2経路の搬送ガスによる溶射材料と第3経路の支燃性ガスとを噴出し発火させるとともに、溶射材料を補修壁面耐火物に吹付ける。溶射材料はCa:Siの重量比率が25:65〜35:55の粒径0.147mm以下の合金粉末5〜12重量%と、粒径1〜0.2mmのマグネシアと粒径1〜0.2mmのマグネシアラムの重量比率が4.5:1〜2.5:1の耐火性粉末88〜95重量%との混合物である。
請求項(抜粋):
可燃性ガスと金属粉末を熱源とする金属精錬炉出鋼口曲面壁の溶射補修方法であって、Ca:Siの重量比率が25:65〜35:55である粒径0.147mm以下の合金粉末を5〜12重量%と、粒径1〜0.2mmのマグネシアと粒径1〜0.2mmのマグネシアライムの重量比率が4.5:1〜2.5:1である耐火性粉末を88〜95重量%とを混合した溶射材料を、外側から支燃性ガス供給用第1経路と、可燃性ガス及び不活性ガスからなる搬送ガスによる溶射材料供給用第2経路と、中心部に合金粉末酸化発熱用支燃ガス供給第3経路をそれぞれ独立して持つ同軸多重管バーナーを用いて溶射するに際して、前記同軸多重管バーナーの第1経路から支燃性ガスと、第2経路からの可燃性ガスとを、それぞれの混合比を4:1〜7:1の割合で噴射し火炎を形成して金属精錬炉出鋼口壁面上残留物の溶解除去を行い、直ちに、若しくは前記火炎で補修壁面耐火物温度を900°C以上に加熱後、第1経路の支燃性ガスと第2経路の搬送ガスによる溶射材料と第3経路の支燃性ガスとを噴出し発火させるとともに、溶射材料を補修壁面耐火物に吹付け、付着時に可燃性ガスの熱と金属粉末の酸化発熱を利用して耐火性粉末の溶融により補修する金属精錬炉出鋼口曲面壁の溶射補修方法。
IPC (3件):
F27D 1/16 ,  C04B 35/653 ,  C23C 4/12
FI (3件):
F27D 1/16 B ,  C23C 4/12 ,  C04B 35/60 A
Fターム (15件):
4K031AA04 ,  4K031AB07 ,  4K031AB08 ,  4K031CB31 ,  4K031CB42 ,  4K031DA01 ,  4K031EA01 ,  4K031EA11 ,  4K031EA12 ,  4K051AA01 ,  4K051AA02 ,  4K051AA05 ,  4K051AA06 ,  4K051LA04 ,  4K051LA11

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