特許
J-GLOBAL ID:200903013385759800

LMS方式のアダプティブアレイアンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-298274
公開番号(公開出願番号):特開平7-154129
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 LMS方式のアダプティブアレイアンテナ装置においてフェージングの影響を受けても妨害信号を除去して希望信号を良好に受信する。【構成】 所定間隔毎にデータ信号と時分割多重化されたパイロット信号を含む電波信号が複数のアンテナから受信され、複数のアンテナ各々で受信された電波信号に重み付け係数を個別に乗算手段において乗算し、更にそれら各出力信号を加算手段により加算した信号から時分割多重化されたパイロット信号を抽出してその抽出したパイロット信号に基づいて加算手段の出力信号の位相及び振幅を補償して基準信号を発生する。【効果】 パイロット信号が含まれる帯域のうちの一部帯域がフェージングの影響により失われても受信信号からパイロット信号を抽出することができ、希望信号の受信動作を開始したときにフェージングの影響を受けても妨害信号を除去して希望信号を良好に受信することができる。
請求項(抜粋):
複数のアンテナと、前記複数のアンテナ各々で受信された電波信号に重み付け係数を個別に乗算する乗算手段と、前記乗算手段の各出力信号を加算して前記アンテナ装置の出力信号とする加算手段と、前記加算手段の出力信号から予め定められた内容を示すパイロット信号を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記パイロット信号に基づいて前記加算手段の出力信号を補償して基準信号を発生する基準信号発生手段と、前記加算手段の出力信号と前記基準信号との差信号を算出する減算手段と、前記差信号が最小になるように前記乗算手段の各重み付け係数を制御する制御手段と、からなるLMS(最小2乗平均化)方式のアダプティブアレイアンテナ装置であって、前記電波信号には前記パターン信号が所定間隔毎にデータ信号と時分割多重化されて含まれ、前記抽出手段は時分割多重化された前記パイロット信号を抽出することを特徴とするLMS方式のアダプティブアレイアンテナ装置。
IPC (4件):
H01Q 3/26 ,  H04B 1/10 ,  H04B 1/18 ,  H04L 1/06

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