特許
J-GLOBAL ID:200903013387140816

地震伸縮ジョイントカバー組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017832
公開番号(公開出願番号):特開平8-246565
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 フロア部分に損傷を受けない状態で激震に耐えることのできる地震伸縮ジョイントカバーを提供する。【解決手段】 フロアブリッジパネル30は両端に隣接する互いに直角の細長いU状ベアリング受け案内路40を有し、パネルの端は、運動吸収隙間の両側のフロア部分に固定された直線状のベアリング50に支持されている。カバープレートフレーム22は、隙間の幅が変化するとフロア部分の全ての関連する状態でのフロアブリッジパネルの一部を受け入れるフロア凹所の境界を形成する。隙間の上のフロアブリッジパネルの部分は、第1のフロアカバープレートによって覆われ、また、フロアブリッジパネルの凹所及びそれ以外の部分は、第2のフロアカバープレート80によって覆われている。第2のカバープレートは、カバープレートフレームに弾性的に取付けられて隙間が狭まったときに、持ち上がって第1カバープレートの上に乗る。
請求項(抜粋):
建物の第1のフロア部分と第2のフロア部分との間で細長い隙間を該隙間の両側に架かり、前記隙間と直角な第1の軸線に沿った実質的に水平方向に互いに離間接近する前記フロア部分の動きと、前記隙間と平行な第2の軸線に沿った実質的に水平方向に互いに離間接近する前記フロア部分の動きとを許容し、前記第1のフロア部分に固定され、前記第2の軸線と平行に延びる細長い第1のリテーナと、前記第2のフロア部分に固定され、前記第1の軸線と平行に延びる細長い第2のリテーナと、前記第1および第2のフロア部分の相対的な全ての状態で前記隙間に架かり、第1の端と、第2の端と、離間した側部とを有する矩形のフロアブリッジパネルと、前記第2のフロア部分に固定され、前記フロアブリッジパネルの前記側部に近接したサイド部材を有するカバープレートフレームと、前記隙間が狭くなったときに、前記フロアブリッジパネルが前記第2のフロア部分に関して前記第1の軸線の方向に移動することができるスペースを作るように前記フロアブリッジパネルの前記第2の端から間隔が隔てられた端部材とを有する、地震伸縮ジョイントカバー組立体であって、前記第1の端に隣接した前記フロアブリッジパネルと、前記第1のリテーナとの間に介装され、前記第1のフロア部分が前記フロアブリッジパネルに関して前記第2の軸線の方向に移動するのを許容する細長い直線状の第1の滑りベアリング手段と、前記第2の端に隣接した前記フロアブリッジパネルと、前記第2のリテーナとの間に介装され、前記第2のフロア部分が前記フロアブリッジパネルに関して前記第1の軸線の方向に移動するのを許容する細長い直線状の第2の滑りベアリング手段とを有し、前記第1および第2の滑りベアリング手段は、その各々が、案内路を形成し且つ該案内路がほぼ垂直に向いた状態に向けられた離間した脚部分を備えた細長い略U形状のベアリング受けと、該ベアリング受けの前記案内路の中に受入れられた細長いベアリングとを有し、更に、前記第1のフロア部分に近い前記フロアブジッリパネルの部分によって支持された第1のカバープレートと、前記カバープレートフレームおよび前記フロアブリッジパネルの一部によって支持された第2のカバープレートとを有し、前記第1、第2のカバープレートは、前記フロア部分の熱膨張および熱収縮による通常の動きを許容するために、互いに同じ高さの面と、互いに離間した隣接した縁とを備え、更に、前記第2のカバープレートを前記カバープレートフレームに弾性的に連結して、地震の際に、前記第2のカバープレートの一部が前記フロアブリッジパネルに支持された関係から持ち上がり、前記第1のカバープレートの一部の上に移動するのを許容しつつ、前記第2のカバープレートに関して前記第2のカバープレートの水平方向の移動を防止するための手段とを有する、ことを特徴とする地震伸縮ジョイントカバー組立体。

前のページに戻る