特許
J-GLOBAL ID:200903013389438065

難燃性を有する熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035322
公開番号(公開出願番号):特開平10-237291
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ポリカーボネートとABS樹脂にホスフェート組成物とバーフルオロアルカン重合体を用いることで、ジューシング現象が生じなく加工性が良好であり、加工工程中に物性偏差が生じない難燃性を有する熱可塑性樹脂組成物の提供。【解決手段】(A)(1)ハロゲンを含まない熱可塑性ポリカーボネート樹脂80〜96重量% ;および(2) ブタジエンゴム45〜60重量% にスチレン45〜25重量% とアクリロニトリル10〜15重量% をグラフトさせたものでコア-シェル構造を有し、そのグラフト率が40% 以上であるABS樹脂4 〜20% からなされる100 の重量部の基礎樹脂に、(B) (1)の式の構造を有する5 〜20重量部のホスフェート組成物と(C)0.1〜2.0 重量部のパーフルオロアルカン重合体を混合させた樹脂組成物である。(C6〜C20のアリール基、nの平均値は約0.3ないし0.8)
請求項(抜粋):
(A)(1)ハロゲンを含まない熱可塑性ポリカーボネート樹脂80〜96重量% ;および(2) ブタジエンゴム45〜60重量% にスチレン45〜25重量% とアクリロニトリル10〜15重量% をグラフトさせたものでコア-シェル構造を有し、そのグラフト率が40% 以上のコア-シェル構造を有するABS 樹脂4 〜20重量% ;からなる100 の重量部の基礎樹脂;(B) 前記の基礎樹脂100 重量部に対して、単分子形トリアリールホスフェート30〜60重量% およびオリゴマー形トリアリールホスフェート70〜40重量% からなり、下記の化1の一般式を有する5 〜20重量部のホスフェート組成物;【化1】(C) 前記の基礎樹脂100 重量部に対して、0.1 〜2.0 重量部のパーフルオロアルカン重合体;(D) 無機物添加剤、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、顔料およびこれらの混合物よりなされた群から選択された添加剤;に構成されるのを特徴とする難燃性を有する熱可塑性樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/523 ,  C08L 51:04 ,  C08L 27:12
FI (2件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/523
引用特許:
審査官引用 (2件)

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