特許
J-GLOBAL ID:200903013399298300

電気温水器の沸き上げ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-243344
公開番号(公開出願番号):特開平5-079700
出願日: 1991年09月24日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 使用湯量の変化に応じて沸き上げ温度の変化をきめ細かく制御できると共に、節電ができる電気温水器の沸き上げ制御装置を得ることを目的としている。【構成】 ファジー制御手段59が残湯量換算手段4による過去一定期間の残湯量から各種条件に対し、きめ細かな経験的なファジールールに従って当日の沸き上げに必要な通電時間の変動分を推論し、演算手段60が過去一定期間の最大通電時間とファジー推論手段59による通電時間の変動分から、沸き上げに必要な通電時間,沸き上げ温度,通電開始時間を演算し、発熱体制御手段11が通電手段による発熱体2への通電量を制御し、貯湯タンク1内の湯の沸き上げを自動的に制御する。【効果】 使用湯量の変化に応じたきめ細かな沸き上げができ、最適な湯量を確保できる。
請求項(抜粋):
水を貯える貯湯タンクと、この貯湯タンク内に設けられる発熱体と、この発熱体へ通電される深夜電力電源の有無を検出する電源信号検出手段と、この電源信号検出手段により深夜電力電源が有の時に前記発熱体へ通電し、前記貯湯タンク内の水を加熱する通電手段と、前記貯湯タンク内に設けられた給水水温と沸き上げ温度を検出する温度検出センサーと、この温度検出センサーからの出力信号を温度値に換算する温度換算手段と、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出センサーと、この残湯量検出センサーからの出力信号を残湯量の値に換算する残湯量換算手段と、この残湯量換算手段による過去の一定期間の残湯量からメンバーシップ関数を用いたファジー推論により当日の通電時間の変動分を決定するファジー推論手段と、このファジー推論手段,前記温度換算手段および電源信号検出手段からの各種データを用いて当日の通電時間,沸き上げ温度および通電開始時間を演算する演算手段と、この演算手段による各演算結果に基づき前記通電手段による前記発熱体への通電量を制御する発熱体制御手段とを備えた電気温水器の沸き上げ制御装置。

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