特許
J-GLOBAL ID:200903013401835644

車両用変速装置クラッチハウジングを成形する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-184478
公開番号(公開出願番号):特開平11-101265
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 車両用変速装置のクラッチハウジングの外壁内面に設けた複数の長手方向スプラインの少なくとも一つを他のものより深さを深くし、ハウジングの外壁外面に設けた周方向溝が深さの深いスプラインと交差するようになし、これによりハウジング外壁に油逃げ穴などの貫通開口が形成されるためクラッチハウジング製造工程を簡略化し、製造コストを低減する。【解決手段】 クラッチハウジング10の外壁16の内面18に長手方向スプライン22を形成する。スプライン22のいくつかは、他より深さの深いものとする。クラッチハウジング10の外壁20に周方向溝24を形成し、深さの深いスプライン22と交差するようにし、これにより貫通開口26が形成される。この貫通開口26は、油逃げ穴あるいは速度感知スロットとして用いられる。
請求項(抜粋):
車両構成部品用ハウジングを成形する方法において、内面と外面を含む外壁を有するハウジング本体を形成する段階と、前記ハウジング壁の内面上に複数の長手方向スプラインを形成し、そのうちの少なくとも一つが第1の所定の深さを有するようにする段階と、前記ハウジング壁の外面を機械加工し、材料を充分除去し、前記第1の所定深さで形成された前記スプラインの前記少なくとも一つと連携させ、前記外壁を貫通して開口を形成する段階とを有する車両構成部品用ハウジングを成形する方法。

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